<広島・似島骨片>人骨と判明「被爆者遺骨の可能性」

5月18日(金)19時47分 毎日新聞


 73年前の原爆投下直後に多数の負傷者が運ばれ、犠牲者が埋葬された広島沖の似島(にのしま)(広島市南区)の発掘調査で先月下旬に見つかった骨片について、広島県警が鑑定の結果、数十年前の人骨と判明した。調査した広島大大学院生の嘉陽礼文(かよう・れぶん)さん(40)に18日、県警から「被爆者の遺骨の可能性が高い」と連絡があった。似島で被爆者の遺骨が見つかったのは市による2004年の調査以来、14年ぶり。


 嘉陽さんは先月下旬、被爆者の遺体が埋められたという住民の証言を基に島北部の民有地で調査を実施。地下約1メートルから大きさ約10〜1センチの骨片約100個が見つかり、県警が回収して鑑定していた。嘉陽さんは、付近から戦時中の陶器が見つかったことや骨片の経年劣化の状況などから被爆者の遺骨の可能性が高いと、県警から説明を受けたという。嘉陽さんは「しっかりと供養し、今も遺骨を探している遺族に見てもらえるようにしたい」と話している。【寺岡俊】

毎日新聞

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