<名古屋港水族館>人工授精でイルカ出産 国内3例目

5月18日(金)19時54分 毎日新聞

人工授精で出産したバンドウイルカのルル(手前)と赤ちゃん=2018年5月17日、名古屋港水族館で(同館提供)

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 名古屋港水族館(名古屋市港区)は18日、人工授精で妊娠していたバンドウイルカの「ルル」(推定年齢21歳)が赤ちゃんを出産したと発表した。人工授精によるイルカの出産は同館では初めてで、国内3例目。


 赤ちゃんは雄で17日に生まれた。推定で体長120センチ、体重18キロ。同館は昨年4月、ルルに人工授精を実施し、同8月に妊娠が確認されていた。


 新たな命の誕生で、同館で飼育するバンドウイルカは計17頭となった。イルカの飼育を巡っては、日本動物園水族館協会が2015年5月、和歌山県太地町での追い込み漁による野生イルカの入手を禁止することを決定。同館でもルルをはじめ、多くのバンドウイルカを太地町から調達していたことから、繁殖による個体数の維持が課題となっていた。


 日登弘館長は「人工授精の実施はまだ始まったばかり。雄の精液保存、雌の排卵期に関する研究など、今後も研究機関と連携した幅広い取り組みが急務と考えている」とコメントした。【式守克史】

毎日新聞

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