紫陽花の開花予想2025 来週から開花する所も 関東は6月上旬から
2025年5月19日(月)12時36分 ウェザーニュース

2025/05/19 14:03 ウェザーニュース
各地で気温が高い日が続き、あじさいの生長が進んでいます。すでに色付きが始まっている個体も出てきました。
今年も全国的に高温傾向で、紫陽花の開花時期は平年より非常に早く、昨年並の所が多い見込みです。
西日本の開花予想:5月下旬〜6月中旬
3月から4月の天気は周期的に変化したものの、本州付近に暖かい空気が流れ込みやすかったため、気温は平年より高い傾向となりました。
今後も平年より高い傾向が続くと予想していて、今年の紫陽花の開花は平年より非常に早くなる見込みです。
九州や四国の開花が早いところでは5月下旬に開花し始め、6月中旬にかけて各地で開花する予想です。
東日本の開花予想:6月上旬〜中旬
3月から4月の天気は周期的に変化したものの、本州付近に暖かい空気が流れ込みやすかったため、気温は平年より高い傾向となりました。
今後も平年より高い傾向が続く予想です。紫陽花の開花は昨年と同様、平年より非常に早くなる見込みです。
東京など関東南部では6月上旬に開花し始め、6月中旬にかけて関東北部や甲信などでも開花する予想です。
北日本の開花予想:6月中旬〜7月下旬
3月〜4月の気温は、平年よりも高い傾向となりました。今後も平年より高い傾向が続く予想で、今年も紫陽花の開花は平年より非常に早くなる見込みです。
東北南部では6月中旬に開花し始め、6月末から7月上旬に札幌、7月下旬には稚内でも開花する予想です。
紫陽花の真花(しんか)とは?

真花(しんか)とは、花房の中央に密集している小さな花の部分を指します。
多くの人が観賞している“花びらのようなもの”は装飾花で、ガク片が変化したものです。
気象庁は毎年、標本木としている紫陽花の真花(しんか)が2〜3輪咲いた状態を“紫陽花の開花日”として発表しています。