5月26日は「スーパーブラッドムーン」 今年最大の満月、3年ぶりの皆既月食で神秘的な赤銅色に

2021年5月21日(金)6時0分 BIGLOBEニュース編集部

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5月26日は、今年最も大きく見える満月「スーパームーン」で、日本全国で観察することができる皆既月食が2018年7月28日以来約3年ぶりに起こる。


皆既月食は、地球の影の中を月が通過することで起こる月食のうち、月が地球の影に完全に入り込む現象のこと。皆既食中の月は真っ暗にはならず、赤みがかった赤銅色に染まる。血のような色にも見えることから「ブラッドムーン」とも呼ばれている。


国立天文台によると、5月26日の皆既月食は、日本全国で観察することが可能。北海道西部、東北地方西部、中部地方西部、西日本では、欠けた状態の月が昇ってくる「月出帯食」となる。月は18時45分に欠け始め、20時09分に皆既食となる。皆既食は、南東の空で19分続いた後、20時28分には輝きが戻り始め21時53分に元の丸い形に戻る。皆既月食は、肉眼でも十分観察できるが、双眼鏡や望遠鏡を使うとより鮮明な姿を楽しむことができる。


また、5月26日の月は、10時50分に地球との距離が約35万7000キロメートルとなり、2021年で地球に最も近くなる。満月になるのは、皆既中の20時14分。この満月は、最も遠くで起こる12月19日の満月に比べて見た目の直径が14%大きく、30%も明るく見えるという。


最近SNSでは、大きく見える満月を「スーパームーン」などの名称で呼ぶようになった。皆既月食と「スーパームーン」のタイミングが重なった際には、両者を合わせた「スーパーブラッドムーン」という呼び名でも注目を集めている。


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