北海道の3か月予報 北海道らしい陽気の日も 今年の夏はどうなる?

2023年5月23日(火)16時1分 tenki.jp

今日(23日)、札幌管区気象台よりこの先3か月の見通しが発表されました。気温、降水量はほぼ平年並みの予想です。2年前のような厳しい暑さにはならない見込みですが、それでも夏本番を迎える前に、暑さに慣れていくことは大切です。

6月の天候 暑熱順化を進めよう!

高気圧と低気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わるでしょう。北海道らしいカラっとした夏らしい陽気になる日もある見込みです。気温は各地とも平年並みでしょう。
なお、この頃には暑熱順化を行うことが重要となってきます。暑熱順化とは体を暑さに慣れさせることをいい、暑熱順化が完了するには、個人差もありますが数日から2週間ほどかかるといわれています。
ウォーキングやランニング、ストレッチなど適度な運動や入浴など、無理のない範囲で汗をかくことで、暑さに負けない体作りができます。夏本番を迎える前に、暑熱順化をしっかりと行いましょう。

7月の天候 湿った空気が流れ込み、雨が降りやすくなる可能性も

太平洋高気圧からの南よりの風に乗って湿った空気が流れ込むこともあるでしょう。また、本州方面にかかる前線が北上すると、北海道でもぐずついた天気となる可能性があります。そのため、太平洋側を中心に雲が広がり、雨の降る日もあるでしょう。
気温は平年並みとなりますが、南から暖かい空気が流れ込むと、北海道でも気温が上がりやすくなります。暑さが強まる日もあるため、熱中症などには十分な注意が必要です。

8月の天候 厳しい暑さは長続きしない? 台風にも注意

引き続き、天気は数日の周期で変わるでしょう。気温は平年並みの見込みです。太平洋高気圧の張り出しがやや弱く、北海道付近では極端に気温が高くならない予想となっています。
記憶に新しい方も多いと思いますが、2021年の北海道は各地で厳しい暑さとなり、札幌では真夏日日数が27日と、統計史上最も多い日数を観測しました。
今年の夏は2021年のような暑さになる可能性は低く、時折厳しい暑さとなる日はあっても、それが長続きすることはない見込みです。
なお、北海道では平年だと8月から9月にかけてが、1年で最も台風が接近しやすくなっています。台風の動きに注意し、特に北海道にも影響がありそうな時は最新の気象情報や台風情報を確認するようにしてください。日頃から懐中電灯やラジオ、充電器、非常食を用意するなど、もしもの時の備えをしておくと安心です。

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