ウーバーイーツ配達員なのに海外旅行三昧!? 「10万円以下」で海外旅行に行きまくる34歳男性が使う「神アプリ3選」
2025年5月31日(土)9時0分 ダイヤモンドオンライン
ウーバーイーツ配達員なのに海外旅行三昧!? 「10万円以下」で海外旅行に行きまくる34歳男性が使う「神アプリ3選」
2025年3月に「スリランカ」を訪れたときの著者。ウーバー配達員ライターとして、Uberロゴの入ったTシャツを着用し、海外を旅するのが最近のマイブーム(提供=筆者)
ウーバー配達員ライターの佐藤大輝氏は、28歳のときに海外渡航にハマり、34歳の現在までに40カ国を訪れた。佐藤氏は不当解雇裁判で勝ち取った賠償金を株とFXで溶かしてしまった人なので、特別にお金持ちというわけではない。彼の「渡航力」を支えているのは、試行錯誤しながら獲得した格安渡航術だ。円安と物価高で海外旅行など夢のまた夢だと考える日本人が多いことを尻目に、佐藤氏は「10万円あれば大半の国に行けるし、お釣りがくる」と言う。航空券やホテルを格安で取得する具体的な方法を教えてくれた。(ライター・ウーバー配達員 佐藤大輝)
“格安”海外旅行の適性あなたに「素質」はあるか?
定年を迎え、再雇用契約で働いている私の父は先日、退職金を使って3泊4日・台湾へ夫婦旅行に出かけた。約30年ぶりの海外旅行。大手旅行会社で予約し、料金は2人で30万円。ここに現地でのお土産代等が加わり、トータルで約35万円のお金がかかったらしい。
実の父だったこともあり、私は忖度なしで「それちょっともったいないんじゃない?」と直球で伝えた。私なら同じプランで、予算を半分程度に抑えられる。父からは「でも5つ星ホテルだったんだよ」と反論があった。
どうやら父は台湾の5つ星ホテルが1部屋2万円前後(もし2人で割るなら1人1万円)で泊まれることを知らないようだ。ちなみに台湾までの往復航空券は、すべての諸税込みで、1名あたり3万円前後で入手できる。
過去に私は(当時は会社員として働いていた)有給を1日使って1泊3日、航空券や宿泊代やら全部込々で、予算5万円で台湾を一人旅したことがある。
観光の目玉である九份(きゅうふん、「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルとなった場所と噂されている)はもちろん、市内のシンボルタワー台北101の展望台にものぼった。ご飯もモリモリ食べた。
結論から先に申し上げたい。格安で海外旅行するためには「大手旅行会社ではなく、個人ですべての予約を手配する」ことが大前提になる。
往復航空券やホテル、現地での移動に食事……。そのすべてを自分で段取りする。多少の手間暇はかかるが、旅行会社を間に挟まない分、金銭的な旨味はピカイチというわけだ。
逆にこの程度の手間を惜しむようでは、10万円以下で海外旅行することは諦めたほうがいいだろう。