北海道の1か月予報 オホーツク海高気圧が優勢 リラ冷え長引く可能性も?

2022年6月2日(木)15時38分 tenki.jp

向こう1か月は、オホーツク海高気圧が張り出し、冷たい空気の影響を受けやすくなりそうです。北海道ではここ数日「リラ冷え」が続いていますが、今後もリラ冷えはしばらく続くかもしれません。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(6月4日〜10日) すっきりしない天気が続く 運動会もヒンヤリ?

今日(2日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。しばらくはオホーツク海高気圧が優勢になるため、明日以降の1週間も雲が主役のすっきりしない天気で、気温も低めの状態が続きそうです。
また今週末は、北海道の小学校などでは運動会という地域もあります。気になる天気ですが、土日ともに雲の広がりやすい、すっきりしない天気となりそうです。特に土曜日は道東方面などで雨の降る所があり、強い雨にはならない見込みですが、最新の気象情報に注意が必要です。
一方で、札幌周辺など道央や道南方面などでは、週末は天気の大きな崩れはなく、時折日差しの出る所もありそうです。

2週目(6月11日〜17日) ヒンヤリした空気が居座る可能性も

平年と同様に、天気は数日の周期で変わる見込みです。気温は平年並みの予想ですが、オホーツク海高気圧の優勢な状態が予想以上に続いた場合は、この頃でも曇り空のすっきりしない天気で、空気が冷たくなることもありそうです。
平年だと道内では連日夏日が当たり前のような時期になりますが、オホーツク海高気圧の動き次第では、今年は物足りない気温の6月となるかもしれません。

3〜4週目(6月18日〜7月1日) 夏至の頃の紫外線にも注意!

2週目と同様に、天気は数日の周期で変わる見込みです。この頃になると、ようやくオホーツク海高気圧の影響も少なくなり、北海道でも初夏の陽気となる日が多くなってきそうです。気温も平年並みか高い予想となっており、しばらく活躍しなかった半袖など夏の服装がようやく日の目を見ることになるかもしれません。
なお、今年の夏至は6月21日で、この頃には1年で最も昼の時間が長くなります。21日の札幌の日の出は午前3時55分、日の入りは午後7時18分で、昼の時間はなんと15時間23分にもなるのです。
昼の時間が長いということはその分、晴れると日差しの出ている時間が長くなるということ。つまり、紫外線量も多くなるということになります。晴れてぽかぽか陽気だと、つい外出したくなりますが、日傘や帽子、日焼け止めクリームなどで紫外線対策をばっちり行うようにしてください。

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