台風2号(マーワー) 伊豆諸島近海で温帯低気圧に変わる

2023年6月3日(土)15時46分 ウェザーニュース

2023/06/03 15:42 ウェザーニュース

6月3日(土)15時、台風2号(マーワー)は伊豆諸島近海で温帯低気圧に変わりました。
グアムや沖縄に直撃して大雨や暴風の被害を出したほか、間接的に日本列島の梅雨前線を刺激することで大雨被害をもたらしました。
▼温帯低気圧 6月3日(土)15時
 中心位置   伊豆諸島近海
 移動     東北東 55 km/h
 中心気圧   988 hPa
 最大風速   23 m/s

雨が止んでも傾斜地や川は危険

3日(土)15時時点の土砂災害危険度

昨日2日(金)は西日本から東日本付近に停滞していた梅雨前線に向かって台風周辺の湿った空気が流れ込み、近畿南部や東海を中心に記録的な大雨となりました。今日は前線が関東南岸まで南下しており、西から天気が回復しています。
降り続いた雨により、大和川や豊川など大規模な河川の増水が相次ぎました。雨がやんだ後も川の水位はすぐには下がりませんので、しばらくは様子を見に行かないでください。
また、雨量がかさんだことで地盤も緩んで、土砂災害も発生しやすくなっています。土砂災害警戒区域等に指定された傾斜地など、危険な場所には引き続き近寄らないようにしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風2号の名前「マーワー(Mawar)」はマレーシアが提案した名称で、マレー語の「ばら」を意味する語からとられています。

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