8日~9日頃 再び西日本で大雨のおそれ 東日本太平洋側でも雨量増加 早めの備えを

2023年6月5日(月)16時47分 tenki.jp

先週末の「記録的な大雨」に続いて、今週末も大雨のおそれがでてきました。8日木曜〜9日金曜頃は、西日本で大雨になる可能性があります。東日本太平洋側でも、雨量が多くなりますので、大雨への備えは、早めに行ってください。

再び「前線」+「湿った空気」=大雨のおそれ

先週末、1日木曜〜3日土曜は、四国〜東海の所々で「線状降水帯」が発生するなど、広い範囲で、記録的な大雨になりました。原因は、本州付近にのびた「前線」に向かって、台風2号が運んできた「暖かく湿った空気」が流れ込んだためです。
そして、今週末も「前線」+「湿った空気」で、大雨になるおそれがあります。
週間天気図を見ますと、8日木曜〜9日金曜は、本州付近に前線が停滞する予想です。この前線に向かって、大雨のもとになる「湿った空気」が流れ込むでしょう。
そのため、東日本太平洋側や西日本を中心に、雨量が多くなり、西日本では大雨になるおそれがあります。
今のところ、湿った空気がダイレクトに流れ込む、九州を中心に雨雲が発達しやすくなりそうです。
ただ、大雨をもたらす前線が、南北に少し移動するだけで、大雨エリアはガラッと変わります。九州だけでなく、中国、中国〜東海、北陸でも、発達した雨雲がかかる可能性があります。
さらに、雨の強まる時間帯もまだ変わることがありますので、最新の情報を確認すると共に、大雨への備えは早めに行ってください。

大雨の備え

大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。
①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
②非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

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