金曜 九州や四国は朝 近畿~関東は帰宅時に激しい雨

2019年6月6日(木)16時36分 tenki.jp

7日(金)の雨のピークは、九州や四国は朝の通勤通学時、近畿や東海、関東は夕方以降の帰宅時に重なる可能性があります。

金〜土 あちらこちらで雨雲が発達

7(金)から8日(土)にかけては、前線を伴った低気圧が本州付近を通過します。低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、あちらこちらで雨雲や雷雲が発達するでしょう。この「暖かく湿った空気」は、真夏に流れ込むような空気で、雨雲の元となる水蒸気をたっぷりと含んでいます。今回は低気圧が日本海を進むことから、太平洋側だけでなく日本海側でも雨脚の強まる所があり、特に南西側に開いた山の斜面で雨の量が多くなりそうです。

非常に激しい雨の恐れ 九州、中国、四国

【九州】
今夜(6日)から雨の降りだす所があり、あす7日(金)に日付が替わる頃には広く雨雲がかかります。朝の通勤通学時にザーザー降りの雨となる所もありそうです。いったん雨のやむ所もありますが、夕方にかけて活発な雨雲がかかりやすく、局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。道路があっという間に冠水したり、アンダーパスなど低い場所に水が流れ込んだりしそうです。北部の雨は次第にやみますが、南部では夜まで雨が続くでしょう。
【中国、四国】
7日(金)の未明には雨の降りだす所があります。朝から夕方にかけて激しい雨や雷雨となり、四国の太平洋側では夜にかけて非常に激しい雨の降る所があるでしょう。

帰宅時に激しい雨 近畿、東海、北陸、関東甲信

【近畿、東海、北陸】
7日(金)は昼頃からあちらこちらで雨が降り、カミナリを伴って雨脚が強まることもあるでしょう。近畿は夕方から、東海は夜になると、道路が川のようになるほど激しく降る所がありそうです。雨のピークが帰宅時間と重なりますので、車の運転など注意が必要です。
【関東甲信】
早い所では7日(金)の昼頃から雨。降り始めは弱いですが、夕方から本降りに。夜は広い範囲で雨が降り、関東南部を中心に雨の降り方が強まりそうです。特に神奈川県や千葉県で夜遅くなるほど活発な雨雲がかかりやすく、風も強いでしょう。8日(土)明け方にかけて短い時間に降る強い雨に注意が必要です。昼ごろにはいったん雨がやんで晴れ間が出ますが、夕方から再び雨雲がかかる可能性があります。

なお、雨の降る時間や降り方は低気圧や前線の動きによって変わってきます。最新の天気予報を確認するとともに、tenki.jpの「雨雲の動き」や「豪雨レーダー」をこまめにチェックするとよいでしょう。

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