ロシア側に軍事関連の文献提供「1000万円以上稼いだ」…元調査会社経営の70歳逮捕

6月10日(木)22時16分 読売新聞

神奈川県警察本部

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 在日ロシア通商代表部の職員に渡す目的で軍事技術関連などの文献を不正に入手したとして、神奈川県警は10日、同県座間市、無職の男(70)を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕したと発表した。県警は9日、外務省を通じて、ロシア大使館に職員を出頭させるよう要請した。

 発表によると、男は2019年7〜12月、利用目的を偽って国内のデータベースサービス会社に会員登録し、レーダーを用いた偵察能力向上や半導体の研究開発などに関する日本や米国の文献の複写8点を入手した疑い。

 調べに対し、同代表部の40歳代の男性職員に依頼され、文献を渡したと説明。「約30年間、複数のロシア人に軍事や科学関係の文献を提供し、1000万円以上を稼いだ」と供述している。県警幹部によると、長年、都内で技術文献の調査会社を経営していたという。

 利用されたデータベースサービスは「国内の個人」を会員登録の対象としている。県警は、ロシア側が自分たちの欲している情報や技術を悟らせないように、男を使った可能性もあるとみて調べる。

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