救急搬送問題のクルド人男性、17日にも仮放免 妻は「よかった...」

6月13日(木)20時4分 J-CASTニュース

東京出入国在留管理局(2019年3月撮影)

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体調不良を訴えたにもかかわらずに救急搬送されなかった問題が注目を集めた、東京出入国在留管理局(東京都港区)に収容されている、トルコ国籍のクルド人男性のチョラク・メメットさん(39)。本人の拘束を一時的に解く仮放免許可の判断が出たという連絡が代理人にきたことが2019年6月13日、分かった。

代理人や家族が取材に明かした。メメットさんは昨年1月から収容されてきたが、17日には正式に解放される見込みだ。



代理人「申請から5カ月くらい結果が出なかった」




メメットさんをめぐっては3月、本人が体調不良を訴え、家族が救急車を呼んだにもかかわらず搬送されなかった問題が議論を呼んだ。ツイッター上では、入管側の対応を問題視する支援者らの声が相次ぎ、国会でも取り上げられた。



代理人によると13日、仮放免許可について入管職員から連絡があった。17日に保証金を納め、正式な決定が出るという。昼前には解放されるとみられる。代理人は同日、J-CASTニュースの取材に、「仮放免の申請をして5カ月くらい結果が出なかった。普通だと2、3カ月で出るのが5カ月くらいかかったのは、入管側が相当迷ったのだと思う」と話していた。



メメットさんの妻は同日、取材に対し、「(収容が)終わらないと思って、今日16時くらいに連絡がきてびっくりした。病気が増えていろいろ大変だった。よかった...」と安どの声を漏らした。



少数民族のクルド人はイランやイラクなどで生活をしてきたが、暮らしてきた場所が分断された歴史がある。メメットさんの家族の中にはクルド人の独立国を求める党を支援する人もおり、トルコに戻れる状況ではないとして、難民認定申請を繰り返している。



メメットさん親子5人は2014年12月に在留特別許可をしない処分が出された。親子は処分撤回や在留特別許可を求め、国を相手にした訴訟を18年12月に起こしていた。



(J-CASTニュース編集部 田中美知生)

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