<松戸女児殺害>改めて事件への関与を否定 被告人質問

6月14日(木)11時54分 毎日新聞

リンさんの遺体が発見された現場=本社ヘリから小川昌宏撮影

写真を拡大


 千葉県松戸市の市立小3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9歳)=ベトナム国籍=が殺害された事件の裁判員裁判で、殺人など四つの罪に問われた通学先の元保護者会長、渋谷恭正被告(47)の被告人質問が14日、千葉地裁(野原俊郎裁判長)であった。渋谷被告は事件当日の行動について「釣りの下見に行った」と話し、改めて事件への関与を否定した。


 弁護側が女児が行方不明になった昨年3月24日朝の行動について尋ねると、渋谷被告は「自宅マンション駐車場の車の中で休憩しており、住民とあいさつを交わした」と述べた。13日の証人尋問で、この住民は被告とは会っていないと証言していた。


 また、渋谷被告は事件当日に外出した理由を「妻が子供の昼食時間になっても帰宅していなかったことに腹が立ち、一人で出かけようと思った」と説明。行き先については「春休みに息子と釣りに行く約束をしていたので釣りの下見に行った」と答えた。女児の遺体が見つかった現場付近を被告の車が走行する様子が防犯カメラに映っていたことを問われると、「釣りのポイントを探すため車でうろうろしていた。時間は覚えていないが走行はした」と証言した。


 起訴状によると、被告は昨年3月24日、女児宅周辺でわいせつ目的で女児を軽乗用車に乗せて連れ去り、首を圧迫して窒息死させ、同日中に同県我孫子市の排水路脇に遺体を遺棄したなどとされる。【秋丸生帆、加藤昌平、富美月】

毎日新聞

「事件」をもっと詳しく

「事件」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ