方法によっては逆効果も?カビ掃除のNG6選

2024年6月14日(金)5時15分 ウェザーニュース

2024/06/14 05:00 ウェザーニュース

梅雨どきはいろいろなものにカビが生える季節です。カビを防ぐためにこまめにお掃除をしていても、間違ったお掃除方法だとかえってカビが繁殖し、逆効果になりかねません。
除カビ・防カビの専門会社のハーツリッチ株式会社ハーツクリーン事業部の穂苅(ほかり)さんに、NGのお掃除方法と正しいカビ対策を教えていただきました。

▼NG1/お布団を激しく叩きながら干す

お布団を干すときは、よく叩いたほうがカビを防げると思いがちです。
「お布団の天日干しはカビ対策に有効ですが、激しく叩きながら干すと逆効果になります。布団を叩いてもカビにはあまり効果がないばかりか、かえってカビやホコリ、ダニなどを吸い込んでしまうからです。
お布団を天日に干すときは、空気を入れるようにやさしく持ち上げて干し、軽く叩くかブラッシング程度にしておきましょう」(穂刈さん)

▼NG2/洗剤をたっぷり入れて洗濯する

洗濯機に入れる洗剤は、たくさん入れたほうがカビを防げそうなので、多めに入れていませんか。
「洗剤は適量入れればしっかり衣類の汚れをとり、カビの予防になります。しかし、入れすぎるとかえってカビの栄養源となり、洗濯槽のカビ繁殖の原因となってしまうのです。
洗濯槽の裏はめったに目視する機会がありませんが、多くの場合、洗剤をエサとするカビが繁殖しています。洗濯槽のカビは衣類のカビの原因となるので、洗剤はきちんと計量して入れすぎないように注意してください」(穂刈さん)

▼NG3/天候にかかわらず換気をする

カビを防ぐには換気が大切だから、天気に関わらず頻繁に窓を開けて換気していませんか。
「空気の入れ替えを行う換気は、空気の通り道を作ることで部屋を乾燥させてカビの繁殖を防ぎます。しかし、いつでも換気をしていいわけではありません。
たとえば雨の日や湿気の多い日に換気をすると、湿気が室内に入って逆効果になるのです。
換気は晴れた日に行いましょう。雨が続く梅雨時などは除湿器やサーキュレーターを回して、室内の湿度管理を行ってください」(穂刈さん)

▼NG4/物をきっちり詰めて収納する

押し入れやクローゼットなどの収納場所は、物を詰め込むようにしていませんか。
「こまめに収納庫の中を掃除や換気すればいいのですが、そうでないと中に湿気が停滞してカビの原因となることがあります。収納庫の内部はきっちり詰め込まず、2〜3割は空気の通り道をつくって、定期的に掃除をしたり消毒用アルコールで除菌したりしてください。
同様に、室内にも収納BOXやダンボールをいっぱい置いていると、床や壁面に湿気が停滞してカビが生えてしまいます。どうしても物が多く収納箱を部屋に置かなければならない場合は、すのこなどを敷いて通気性を良くしてください。
なかでもダンボールはカビやダニだけでなくゴキブリの温床となるので、使用後はなるべく早く処分することをおすすめします」(穂刈さん)

▼NG5/カビを掃除機で掃除する

畳やカーペットにカビを見つけたら、とりあえず掃除機で吸い込むという人も多いのではないでしょうか。
「慌てて処理したい気持ちはわかりますが、掃除機で吸い込むと排気からカビの胞子が出て、部屋中にまき散らすことになります。
カビを大量に吸い込むと健康被害の恐れもあるので、掃除機は使わないようにしてください。消毒用アルコールを染み込ませた布で拭き取り、周囲をしっかり徐カビするようにしましょう」(穂刈さん)

▼NG6/カビを水拭きで掃除する

掃除機はよくないのならない雑巾で水拭きで丁寧に拭き取ればいいのではないでしょうか。
「カビは水気のあるところを好むので、水拭きするとかえって増えてしまいます。
応急処置として表面に生えたカビを取り除きたい場合は、消毒用アルコールや水で薄めた逆性石けんなどを雑巾に染み込ませ、カビが生えた畳やカーペットに塗布しながら拭き取るといいでしょう」(穂刈さん)
お掃除や換気は、タイミングや方法を間違えると、かえってカビを増殖させてしまうことがあるのですね。本格的な梅雨どきに際して、正しいカビ対策を行いましょう。

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