【あなたは何本観ていますか?】観ていないとお話にならない、知的インプットとしての「映画ベスト20」

2024年6月15日(土)6時0分 ダイヤモンドオンライン

【あなたは何本観ていますか?】観ていないとお話にならない、知的インプットとしての「映画ベスト20」

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優れたアイデアや表現を生み出すための最強技法と意識改革をまとめた書籍『インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。』(菅付雅信著)が刊行されました。アウトプットの質と量は、インプットの質と量が決める。もしあなたが「独創的な企画」や「人を動かすアイデア」、「クリエイティヴな作品」を生み出し続けたいのであれば、やるべきことはたった1つ。インプットの方法を変えよ!この連載では同書内容から知的インプットの技法を順次紹介していきます。今回は、クリエイティヴ・インプットとして最適な「すごい映画」について。

Photo: Adobe Stock

知的インプットの観点から、観るべき映画を決める

 良質な映画は、新たな世界観の擬似体験である。

 ジャン=リュック・ゴダールはこう述べている。

「映画は世界で最も美しい詐欺だ」

 この映画というイメージの塊をしっかりインプットすることは、最上のイメージのディープ・ラーニングだと私は思っている。

『インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。』では、「クリエイティヴなインプット」として私が選んだ映画ベスト100のリストを掲載した。映画の歴史において何か大きなくさびを打っているかどうかが、選考基準である。

 端的に言うと、「いい映画」というよりも「すごい映画」というもの。よっていまだに賛否両論が分かれる作品もいくつか選んでいる。

 ここでは、その中からさらに20本を厳選して紹介したい。

「クリエイティヴ・インプットとしての映画ベスト20」

1.裁かるるジャンヌ/La Passion de Jeanne d’Arc/The Passion of Joan of Arc/監督:カール・ドライヤー(1928年)2.アンダルシアの犬/Un Chien Andalou/監督:ルイス・ブニュエル(1928年)3.サンセット大通り/Sunset Boulevard/監督:ビリー・ワイルダー(1950年)4.去年マリエンバートで/L’annee derniere a Marienbad/監督:アラン・レネ(1961年)5.砂の女/The Woman in the Dunes/監督:勅使河原宏(1964年)6.ローズマリーの赤ちゃん/Rosemary’s Baby/監督:ロマン・ポランスキー(1968年)7.地獄に堕ちた勇者ども/The Damned/監督:ルキノ・ヴィスコンティ(1969年)8.トラ・トラ・トラ!/Tora! Tora! Tora!/監督:リチャード・フライシャー、舛田利雄、深作欣二(1970年)9.エクソシスト/The Exorcist/監督:ウィリアム・フリードキン(1973年)10.ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地/Jeanne Dielman, 23, quai du Commerce, 1080 Bruxelles/監督:シャンタル・アケルマン(1975年)11.天国の日々/Days of Heaven/監督:テレンス・マリック(1978年)12.ブリキの太鼓/Die Blechtrommel/The Tin Drum/監督:フォルカー・シュレンドルフ(1979年)13.ツィゴイネルワイゼン/監督:鈴木清順(1980年)14.フィツカラルド/Fitzcarraldo/監督:ヴェルナー・ヘルツォーク(1982年)15.ノスタルジア/Nostalghia/監督:アンドレイ・タルコフスキー(1983年)16.ドゥ・ザ・ライト・シング/Do the Right Thing/監督:スパイク・リー(1989年)17.ヒート/Heat/監督:マイケル・マン(1995年)18.マルコヴィッチの穴/Being John Malkovich/監督:スパイク・ジョーンズ(1999年)19.アレックス/Irreversible/監督:ギャスパー・ノエ(2002年)20.ロード・オブ・ザ・リング:二つの塔/The Lord of the Rings: The Two Towers/監督:ピーター・ジャクソン(2002年)

 いかがだろう。これら20本の傑作のうち、あなたは何作を鑑賞済みだろうか?

(本原稿は菅付雅信『インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。』から一部を抜粋・編集して掲載しています)

菅付雅信(すがつけ・まさのぶ)
編集者/株式会社グーテンベルクオーケストラ代表取締役
1964年宮崎県生まれ。『コンポジット』『インビテーション』『エココロ』の編集長を務め、現在は編集から内外クライアントのコンサルティングを手がける。写真集では篠山紀信、森山大道、上田義彦、マーク・ボスウィック、エレナ・ヤムチュック等を編集。坂本龍一のレーベル「コモンズ」のウェブや彼のコンサート・パンフの編集も。アートブック出版社ユナイテッドヴァガボンズの代表も務め、編集・出版した片山真理写真集『GIFT』は木村伊兵衛写真賞を受賞。著書に『はじめての編集』『物欲なき世界』等。教育関連では多摩美術大学の非常勤講師を4年務め、2022年より東北芸術工科大学教授。1年生600人の必修「総合芸術概論」等の講義を持つ。下北沢B&Bにてプロ向けゼミ<編集スパルタ塾>、渋谷パルコにて中学生向けのアートスクール<東京芸術中学>を主宰。2024年4月から博報堂の教育機関「UNIVERSITY of CREATIVITY」と<スパルタ塾・オブ・クリエイティビティ>を共同主宰。NYADC賞銀賞、D&AD賞受賞。

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