<四国八十八景>「輝く讃岐富士」など出揃う 観光の参考に

6月15日(金)10時31分 毎日新聞

四国八十八景に選ばれた「自然が織りなす幻想風景 ダブルダイヤモンド讃岐富士」=四国八十八景実行委提供

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 四国らしい風景を遍路にちなんで88カ所選ぶ「四国八十八景」の実行委(委員長=千葉昭・四国経済連合会長)が14日、高松市内であった。新たに66カ所を選定、応募した一部のNPOなどに選定証を贈った。実行委は昨年3月に22カ所を選んでおり、今回と合わせ88カ所がそろった。観光客らがそれぞれの好みに合わせ、旅先を決める参考となりそうだ。【植松晃一】


 88カ所の内訳は、徳島県21カ所(今回選定16カ所)▽高知県20カ所(同17カ所)▽愛媛県24カ所(同19カ所)▽香川県21カ所(同13カ所)▽複数県にまたがる風景2カ所(同1カ所)。今回は市町村や民間企業、NPOなどから334カ所の応募があり、眺められる場所の有無や訪れやすさといった観点から選んだ。


 徳島県では、世界3大潮流の一つである鳴門海峡の渦潮や岩の鼻展望台(吉野川市)付近から望む四国三郎・吉野川などが選ばれた。高知県は、地球の動きを実感できる場所としてユネスコ世界ジオパークとなっている室戸岬や、土佐湾に面した「砂浜美術館」として知られる入野の浜(黒潮町)などが新たに決まった。


 愛媛県からは、夏目漱石の小説「坊っちゃん」にも登場する道後温泉本館(松山市)やロウ生産などで繁栄した内子の町並みなどを選定。香川県は、金運に恵まれるとされるパワースポットの銭形砂絵(観音寺市)や、投稿サイトで評判となり国内外から観光客が押し寄せている父母(ちちぶ)ケ浜(三豊市)などに決定した。88カ所は5年をめどに入れ替える可能性もあるという。


 千葉委員長は「八十八景の魅力を磨き上げ、国内外への情報発信を強化していくことが極めて重要だ」などと述べた。選ばれた88カ所は八十八景プロジェクトのサイト(http://www.skr.mlit.go.jp/kikaku/88‐kei/index.html)で紹介する。

毎日新聞

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