高齢者の操作ミスは75歳未満の2倍 交通安全白書を閣議決定 昨年の死者は過去最少

6月15日(金)9時18分 産経新聞

 政府は15日の閣議で、「平成30年版交通安全白書」を決定した。75歳以上の高齢運転者が起こした29年の死亡事故の要因は「操作不適(ミス)」が31%を占め、75歳未満の16%の約2倍。このうち「ブレーキとアクセルの踏み間違い」が75歳以上は6・2%で、75歳未満の0・8%を大きく上回った。白書は自動ブレーキなどの先進安全技術について、「事故削減効果が大きく期待できる」と指摘した。

 29年の交通事故死亡者数は3694人で、現行の交通事故統計となった昭和23年以降で最少。65歳以上の高齢者は2020人で、全体の55%を占めた。

 増加傾向にあった75歳以上の運転者による死亡事故は前年の459件から41件減り、418件となった。

 白書は、さらなる交通事故の減少に向けて自動運転などの安全運転支援技術を挙げ、「先端技術の普及活用の促進、研究開発を強力に推進していく必要がある」と指摘した。

 このほか、昨年6月の神奈川県内の東名高速道路で起きた「あおり運転」による死亡事故を受け、「悪質・危険な運転に対する厳正な対処を望む国民の声が高まっている」と強調した。

産経新聞

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