関東甲信 明日16日 最高気温は今日より10℃くらい高くなる 熱中症に警戒

2022年6月15日(水)15時56分 tenki.jp

明日16日(木)は日差しが戻って、気温がグングンと上昇。日中の気温は、今日15日(水)より10℃くらい高くなる所もあるでしょう。急に暑くなるため、熱中症にかかるリスクが高まります。こまめな水分補給を心がけるなど、熱中症に警戒してください。

明日16日(木) 梅雨前線やや南下 梅雨の晴れ間

明日16日(木)は梅雨前線がやや南下し、関東甲信では天気が回復するでしょう。
3日ぶりに日差しが戻りそうです。洗濯物も外干しにできるでしょう。気温の上がる午後はにわか雨の可能性がありますが、山沿いに限られそうです。

急に暑くなる 30℃以上の真夏日の所も

今日15日(水)は、関東甲信では朝から広く雨で、気温はあまり上がりませんでした。午後3時までの東京都心の最高気温は18.7℃で、4月中旬並み。東京都心では2日連続で、20℃に届きませんでした。
明日16日(木)は、日中は日差しが照りつけ、気温がグングンと上がるでしょう。最高気温は30℃近くまで上がる所が多く、内陸部では30℃以上の真夏日になる所もありそうです。今日15日(水)と比べると、10℃くらい高くなるでしょう。
また、南から暖かく湿った風も吹いて、日中も湿度が高いままです。湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、熱が体にこもりやすくなります。急に暑くなる上に、蒸し暑さが加わって、熱中症にかかるリスクが高くなります。
外での激しい運動は、できるだけ避けましょう。少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

熱中症に警戒

熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。
1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。
2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。
3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。

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