部分日食 6月21日に全国で観察のチャンス、食の最大は17時頃から 国立天文台ではライブ配信も

2020年6月17日(水)15時58分 BIGLOBEニュース編集部

画像は国立天文台Webサイトより

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月によって太陽の一部が隠れ、欠けていくように見える部分日食が6月21日に起きる。次に部分日食が日本全国で見られるのは2030年6月1日、北海道では大部分の地域で金環日食となる。2023年4月20日にも部分日食が起こるが一部地域のみに限定される。


国立天文台によると、部分日食は21日夕方に日本全国で観察することができる見込み。那覇では太陽の83%、東京では47%、札幌では29%が月によって隠れる。各地の食の最大は、札幌で17時、仙台で17時7分、福岡や京都で17時9分、東京で17時10分、那覇で17時16分の予定となっている。


観察にあたっては、目を痛めないよう日食グラスなど専用の観察器具を正しく使う必要がある。肉眼で直接太陽を見るにはもちろん、色つき下敷きやサングラスなど黒っぽいものでも光の遮断が不十分のため網膜を損傷する可能性がある。また、日食グラスを使っても望遠鏡や双眼鏡で覗くことも危険なので注意したい。


また、国立天文台では部分日食の様子をライブ配信する。日本で最も大きく欠けて見える沖縄県石垣島の「石垣島天文台」、最も浅く欠ける北海道名寄市の「なよろ市立天文台 きたすばる」、そして東京都三鷹にある「太陽フレア望遠鏡」が捉えた日食を自宅に居ながら観ることができる。


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