トヨタ「ル・マン」悲願の初制覇も... 強豪不在にファン複雑

6月18日(月)13時40分 J-CASTニュース

8号車のドライバーたち。左から、フェルナンド・アロンソ、中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ(画像はプレスリリースより)

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トヨタのレースチームである「TOYOTA GAZOO Racing」が、2018年6月16、17日に仏・サルトサーキットで開催された「第86回ル・マン24時間レース」で悲願の初勝利を果たした。

ネット上では祝福する声や過去の歴史に思いをはせる人もいながら、一部に「勝って当然」と、冷静な見方もあった。



優勝は1991年のマツダ787B以来



今回のル・マン24時間レースに「TOYOTA GAZOO Racing」からは、TS050 HYBRID 7号車(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)と8号車(中嶋一貴セバスチャン・ブエミフェルナンド・アロンソ)が出走。8号車が388周、7号車が386周を走りきり、ワンツーフィニッシュとなった。トヨタは今まで、47台をル・マン24時間レースに送り込み、6度表彰台に立っていたが、チェッカーフラッグを受けたことはなかった。


今回の初勝利は20回目の挑戦で勝ち取ったもので、日本メーカーとしては1991年のマツダ787B・55号車の勝利に次ぐ。日本メーカーの車に日本人が乗ってル・マン24時間レースで勝利するのは史上初。7、8号車と同じクラス(LMP1)で出走してレースを完走した車は、レべリオンレーシングの3号車と1号車、CEFC TRSMレーシングの5号車の計5台だった。


今回の優勝にネット上では、「トヨタルマン優勝おめでとう!」などと祝福の声や、


「トヨタ ルマンは20回目の挑戦だったの。凄い」

「2016年の雪辱を果たせたのは本当に良かった」

と歴史を振り返りながら、今回の優勝に感慨を覚える人も多くみられた。16年にはトヨタから出走した5号車が残り5分でリタイアした経緯がある。



優勝に冷ややかな声も



ただ、一方で、


「ルマンでトヨタが勝ったのはめでたいんだけども、アウディもポルシェも居らんのやから勝って当然感は否めない」

「ルマン優勝はすごいことだけどライバル不在なのが盛り上がりに欠ける」

「ポルシェがいないルマンで勝ってもなぁ...」

と、強豪不在とあり冷ややかな声も。2016年にはアウディがル・マン24時間レースを含む世界耐久選手権(WEC)から、2017年にはポルシェがLMP1クラスから撤退。両チームともディーゼル自動車への風当たりが強くなったことや、開発の自由度の高さなどを背景に、電気で駆動するF1を操る「フォーミュラE」への参戦を表明している。


1923年から始まったル・マン24時間レースでは、アウディが13勝、ポルシェは19勝をあげており、いずれも名門として知られる。バブル全盛期の1989年ごろにはシルクカットジャガー、ザウバーメルセデス、日産、WMセカテバなど世界各国から数多くの大手メーカーが参戦していた。

J-CASTニュース

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