“2人の愛人”問題の飯田HD・婿社長 株主総会を前に大株主が続投反対

6月19日(水)6時0分 文春オンライン


西河社長(右)と松たか子似の愛人女性(昨年8月22日) ©文藝春秋


 売上高約1兆3000億円、東証一部上場の大手不動産会社「飯田グループホールディングス」。「週刊文春」4月11日号で報じたのが、13年に亡くなった創業者・飯田一男氏の二女・侑子さん(仮名)の夫、西河洋一社長(55)の“2人の愛人”問題だ。夫の不貞行為に対し、損害賠償請求訴訟も起こした侑子さん。その過程で発覚したのが、西河氏、さらに2人の愛人の代理人が共に飯田HDの社外監査役、林千春氏だった事実だ。


「監査役には本来、高度な独立性が求められ、コーポレートガバナンスの観点から疑問符が付きます。結局、林氏は5月末に代理人を辞任しました。後任に就いたのは林氏が所属する法律事務所の同僚です。ただ、侑子さんが『著しい精神的苦痛を受けた』と主張しているのに対し、西河氏は現在も、2人との交際は認めながら『妻との関係は破綻していた。だから不貞行為には当たらない』と主張しています」(司法担当記者)


 そんな西河氏の社長としての適格性が問われるのが、6月25日に控えた株主総会だ。焦点は大株主の動向だが、筆頭株主(約18.3%)である飯田興産の代表取締役は、子会社・一建設の取締役も務める創業者の長男。第6位の大株主(約2.9%)には侑子さんの母も名を連ねる。その他、親族らの保有分を合わせると、創業家だけで25%に迫るという。



創業家は揃って続投反対する方向


「創業家は揃って、西河氏の社長続投には反対する方向です。それだけでは過半数には届きませんが、飯田HDの株主総会での議決権行使率は6〜8割程度と見られる。ここに一般株主らの反対票が加われば、西河氏の再任議案が否決される可能性も出てきます。後任社長には、飯田HD取締役で、一建設代表取締役の堀口忠美氏らを推すことになるでしょう」(飯田家関係者)


 一方、会社側は西河氏の続投が基本線だ。


「後ろ盾の一人が森和彦会長です。その森氏は5月の連休明けに創業者の長男を訪ね、“2人の愛人”報道が出た経緯などについて問い質していました」(同前)


 飯田HDは弁護士を通じて「当社役員の個人的な案件に関するご質問については、回答を控えさせて頂きます」。


“婿社長”を巡って揺れる飯田HD。株主の判断が注目される。



(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年6月20日号)

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