午前中から「真夏日」続出 最高気温33℃台の所も 熱中症情報は「危険」レベル

2022年6月23日(木)11時28分 tenki.jp

23日木曜は、西日本を中心に、午前中から気温がグングン上がっています。11時までの最高気温は、兵庫県や大分県、島根県、愛媛県などで33℃台まで上がった所もあり、鹿児島市や松山市、松江市などで、今年1番の暑さになっています。午後は、真夏日地点が更に増えますので、熱中症に十分お気をつけください。

午前中から 最高気温33℃台の所も 今年1番の暑さも続出

23日木曜は、朝から、この時期にしては気温の高い所が多く、更に、日差しの出ている西日本を中心に、気温がグングンあがっています。
11時までの最高気温は、兵庫県豊岡市で33.9℃、大分市で33.6℃、出雲空港や島根県益田市、愛媛県大洲市、大分県佐伯市宇目で33.5℃を観測しました。宮崎市や松山市、松江市などでも32℃台まで気温が上がり、鹿児島市や大分市でも、今年1番の暑さになりました。
また、気温の上がるペースが速く、真夏日(最高気温30℃以上)地点は、22日水曜は178地点でしたが、23日木曜11時現在、178地点となっています。富山市や金沢市、京都市、大阪市、奈良市、和歌山市、岡山市、広島市、鳥取市、高松市、高知市、福岡市、熊本市なども、すでに真夏日になりました。

午後は 真夏日地点が更に増加 熱中症情報は「危険」レベルの所も

23日木曜の午後は、西日本や沖縄・奄美を中心に、日差しが気温を押し上げるでしょう。最高気温は、30℃以上の地点が多くなりそうです。
熱中症情報を見ますと、大阪市や広島市、福岡市、那覇市は、一番上のレベルの「危険」、名古屋市や新潟市、金沢市、高知市、鹿児島市は「厳重警戒」です。
無理をしないで、できるだけ暑さを避け、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
また、エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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