25日 関東は38℃の酷暑予想で危険な暑さ 札幌も真夏日一歩手前 熱中症に警戒を

2022年6月24日(金)16時41分 tenki.jp

あす25日は、暑さが一段と厳しさを増しそうです。最高気温は、埼玉県熊谷で38度と危険な暑さとなり、東京都心でも34度と、今年一番の暑さとなるでしょう。その先も東北から九州にかけて夏のような暑さが続く予想で、熱中症に警戒が必要です。

25日(土) 関東は危険な暑さ 北日本も真夏並みの暑さに

あす(25日)は、北日本は天気が回復し、東日本は晴れ間があるでしょう。西日本は雨は次第にやみますが、雲の多い天気で、沖縄は大体晴れる見込みです。
太平洋高気圧が勢力を強め、日本付近には南から暖かい空気に覆われるでしょう。あすは沖縄と九州から東北にかけて、広く30度以上まで気温が上がる予想です。特に、朝から強い日差しが照りつける関東では、気温がグングン上がり、最高気温は内陸部を中心に35度以上の猛暑日となりそうです。埼玉県の熊谷では38度と予想され、危険な暑さとなるでしょう。東京都心でも最高気温は34度と、猛暑日一歩手前の暑さとなりそうです。万全の熱中症対策が必要です。
また、東北はきょう(24日)より5度以上も一気に暑くなる所があり、仙台の最高気温は34度と真夏並みの予想です。急に気温が高くなりますので、体調管理にお気をつけください。
さらに、北海道でも、グッと気温が高くなります。あすの札幌の最高気温は29度と、真夏日一歩手前の暑さとなり、こちらも真夏並みの気温となるでしょう。北海道ではエアコンがないご家庭もあると思いますが、長時間の外での活動を控えたり、扇風機を使用したりして熱中症にならないように注意してください。

26日(日) 全国的に暑くなる 熱中症に警戒を

あさって(26日)は、北海道から関東は晴れ間があり、東海から九州にかけては、曇りや雨の予想です。沖縄は夏空が広がりそうです。
気温は全国的に高くなるでしょう。全国に840余りあるアメダス観測地点の6割以上で、最高気温が30度以上の真夏日となる予想で、今シーズン最多となりそうです。晴れ間の出る所では、日差しが強く、ジリジリと暑いでしょう。また、日差しが少なくても、湿度が高いため、かなり蒸し暑く感じられそうです。
日差しの出る所もあり、お出かけや外でのレジャーを楽しめそうですが、まだ体が暑さに慣れていない時期です。外での激しい運動は避けたり、意識をしてこまめに水分を摂ったりして、熱中症にならないように警戒してお過ごしください。

熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

27日(月)以降 夏のような暑さ続く

月曜日(27日)以降も夏のような暑さが続きそうです。太平洋高気圧が勢力を強め、前線は北日本付近まで北上する見込みです。東北から九州にかけては晴れる日が多くなりそうです。最高気温は、30度以上の日が続くでしょう。また、週の後半は再び、35度以上の猛暑日となる所もありそうです。
日中も熱中症に注意が必要ですが、夜間、寝ている間の熱中症にも気をつけてください。この先、最低気温は23度〜25度くらいの日が多く、最低気温が25度を下回らない熱帯夜となる日もありそうです。寝ている間に汗をかいて脱水症状になってしまうおそれもありますので、寝る前にコップ一杯の水を飲むなど対策をとるようにしてください。
北海道は、月曜日以降、曇りや雨の天気で、最高気温は平年並みかやや低くなりそうです。

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