東北 異例の季節進行 24日夜は北部で梅雨の大雨 南部は6月中の梅雨明けか

2022年6月24日(金)17時56分 tenki.jp

太平洋高気圧が異例の早さで強まっています。押し上げられた梅雨前線が東北地方にかかり、25日明け方にかけて日本海側を中心に大雨に警戒が必要です。土・日は一気に真夏のような暑さになり、熱中症と急な雷雨にも注意が必要です。

日本海側で梅雨末期のような大雨

25日朝にかけて梅雨前線が東北地方を南下するため、24日夜から25日明け方が大雨のピークです。
24日午後5時30分現在、秋田県の北部山沿いに活発な雨雲がかかり、藤里町に大雨警報が発表中です。崖の近くには近づかないでください。
このあとも湿った空気が入る秋田県や山形県を中心に激しい雨が降り、多い所では25日午後6時までの24時間に、100ミリ程度の雨が降る恐れがあります。
土砂災害や川の増水、低い土地の浸水などに注意・警戒が必要です。

猛烈な暑さ 晴れても急な雷雨に注意 東北南部は6月中の梅雨明けも

25日土曜日の日中は大雨の峠は超えますが、日本海側は寒気の影響で雲が広がりやすくにわか雨がありそうです。
太平洋側は晴れる所が多いですが、午後は大気の状態が不安定です。福島県内を中心に激しい雨や雷雨の恐れがあります。福島では最高気温は35度と猛暑日になる予想です。水辺が恋しい暑さですが、天気が急変する恐れがありますので、外のレジャーは注意が必要です。
来週後半は太平洋高気圧がさらに強まり、東北南部では30日頃から晴れる見込みです。7月上旬は太平洋高気圧の勢力が弱まる予想で、気象台から梅雨明けの発表があるか微妙なところですが、東北南部で初の6月中の梅雨明けの可能性がでてきました。
いずれにしても急に真夏のような暑さが続きますので、熱中症には十分に気を付けてください。

7月上旬は戻り梅雨 厳しい暑さは続く

7月上旬は再び曇りや雨の日が多くなりそうですが、体にこたえる暑さは続きそうです。この先は熱中症対策がかかせません。湿った空気の影響で急な雷雨も起こりやすくなりますので、気象レーダーをこまめに確認しましょう。7月中旬には太平洋高気圧が再び強まる見込みで、東北北部でも例年より早い梅雨明けとなりそうです。

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