北海道 今季最高気温更新の可能性も 熱中症に注意!

2023年6月25日(日)14時7分 tenki.jp

北海道では、今後気温の高い日が続く見込みです。特に27日火曜日前後はかなり高くなるでしょう。今後3日間の天気と気温、そして気温が高くなる際の注意事項などを解説します。

明日26日は晴れ間の出る所が多いが、27日〜28日は雨の所も

北海道付近には、高気圧が張り出しています。明日26日月曜日も高気圧の張り出しの中となりますが、南からは暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。そのため、晴れ間の出る所が多くなりますが、太平洋側では雲が広がりやすいでしょう。
27日火曜日頃には次第に気圧の谷が近づくため、はじめ晴れ間の出る所でも午後は天気が崩れるでしょう。
また、28日水曜日も気圧の谷の中となり、雨の所が多いでしょう。27日火曜日以降は雨具の出番が増えそうです。

気温上昇 内陸などでは真夏日予想

南から暖かい空気の流れ込む北海道は、明日26日月曜日は帯広で29度、旭川では30度予想です。さらに明後日27日火曜日は札幌では30度、旭川31度、帯広では32度を予想しています。札幌で30度となれば、今年初めての真夏日となります。
道内の今年のこれまでの最高気温は、6月22日に網走地方の佐呂間で観測された31.4度となっておりますので、この予想のまま行けば、27日火曜日は今年の最高気温を更新する可能性があります。
また、28日水曜日も引き続き気温は高く、札幌では引き続き30度を予想しています。湿度も高く、体感的にはかなり暑く感じられそうです。
なお、今月22日には札幌管区気象台から「高温に関する早期天候情報」が発表されており、28日頃からの約5日間は、かなりの高温であることが予想されています。気温の高い状態は来月初めまでは続くでしょう。

熱中症を防ぐ

熱中症は正しい予防法を知り、普段から気を付けることで防ぐことが可能です。
予防① 水分をこまめに取る
のどが渇いてからではなく、定期的にこまめな水分補給が重要となります。スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲み物は、水分吸収がスムーズです。
予防② 塩分をほどよく取る
毎日の食事を通してほどよく取ること。熱中症対策用の飴などもあるので、うまく活用してください。
予防③ 衣服で工夫
麻や綿など通気性のよい生地を選んだり、下着には吸水性の優れた素材を選ぶといいでしょう。
予防④ 日差しをよけて冷却グッズを使う
帽子や日傘などで直射日光を避けることも有効です。また、冷却シートやスカーフなどの冷却グッズもよさそうです。首元などの体の表面を太い血管の流れているあたりを冷やすと、効率的に体を冷やすことができます。

熱中症になったら…

熱中症と疑われるような症状があった際には、応急処置として、涼しい場所や風通しの良い場所への移動、氷枕や冷やした水のペットボトルなどで首筋などを冷やすことが有効です。また、水分や塩分の補給も忘れずに。
意識がなかったり、自力で水分を取れない場合などは、すぐに医療機関へ。

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