関東、東海は明日朝まで断続的に強雨 西日本も梅雨空は拡大へ

2021年7月2日(金)15時45分 ウェザーニュース

2021/07/02 15:41 ウェザーニュース

梅雨前線は明日3日(土)も活発な活動を続ける見込みです。東日本だけでなく、西日本でも雨の強まるおそれがあります。

引き続き活発な雨雲が広がる

梅雨前線に伴う活発な雨雲は関東から東海、近畿にかけて広がっています。局地的には雨が強まっていて、15時30分までの1時間には神奈川県箱根町で15.0mm、愛知県南知多町で13.0mm、滋賀県甲賀市・土山で16.5mmを観測しました。
午前中に比べると少し雨の勢いは落ち着いているものの、特に静岡県内は広い範囲で12時間に150mmを超える雨が降っており、土砂災害の危険度が非常に高い状況です。雨が弱まってきても急な斜面など危険な場所には近づかないようにしてください。

今夜から明日朝にかけて激しい雨のおそれ

3日(土)朝の雨の予想

紀伊半島の沖にある雨雲が今夜から明日3日(土)の早朝にかけて東海や関東を通過していくため、雨が小康状態になっても油断はできません。静岡県から神奈川県、千葉県などの関東南部にかけて特に雨が強まる見込みです。
局地的には1時間に40〜50mmの激しい雨が予想されます。これまでに雨が多い所では土砂災害につながる危険性があり、道路冠水などが発生するおそれもあります。早朝から移動を予定している場合は雨の状況を確認し、安全を確保するようにしてください。

西日本では梅雨前線が北上

3日(土)の予想天気図

明日3日(土)は西日本で梅雨前線が北上するため、今日は梅雨の晴れ間となった九州や中国・四国は梅雨空に戻り、雨の降る所が多くなります。
梅雨前線に向かって南西から暖かく湿った空気が流れ込むため、九州を中心に前線が通過するタイミングで一時的に雨が強まる見込みです。長時間続くような大雨の可能性は低いものの、雨の降り方には注意が必要です。

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