3日月曜の最高気温 岐阜県で35℃台 4日火曜はヒートアップ「体温超えの暑さ」も

2023年7月3日(月)15時26分 tenki.jp

3日月曜15時までの最高気温は、岐阜県郡上市八幡で35.4℃など、2地点で35℃以上の「猛暑日」になりました。4日火曜は、西日本を中心にヒートアップして、京都市で最高気温37℃など、今年全国で1番の「体温超えの暑さ」になる可能性があります。熱中症に厳重な警戒が必要です。

3日月曜 15時までの最高気温

3日月曜の日中は、関東から西では暑さが厳しく、特に本州の内陸部で、気温がグングン上がりました。
15時までの最高気温は、岐阜県郡上市八幡で35.4℃、岐阜県揖斐川町で35.0℃を観測、2地点で「猛暑日(最高気温35℃以上)」になりました。甲府市は34.8℃と今年1位タイ、岐阜市は34.7℃と今年1番の暑さでした。
東京都心は32.2℃と2日連続の「真夏日(最高気温30℃以上)」、名古屋市は34.2℃、大阪市は32.2℃など、「真夏日」地点数は、2日日曜の417地点には及びませんでしたが、それでも245地点でした。

4日火曜 西日本で体温超えの暑さも

4日火曜は、西日本を中心に、体にこたえる暑さとなるでしょう。
気象庁の予想最高気温では、京都市では37℃と、体温を超えるくらい。今年これまでに、全国で最も高い最高気温を観測したのは、福島県伊達市(梁川)で5月18日に観測された36.2℃ですので、今年全国1位を更新する可能性があります。
また、大阪市では35℃と、今年初の猛暑日になる可能性があります。
東京都心では31℃と、3日月曜ほどは気温が上がりませんが、湿度が高いので、熱中症にかかるリスクは高いままでしょう。
熱中症情報を見ますと、那覇は一番上のレベルの「危険」となっています。東京都心・名古屋市・大阪市・高松市・金沢市・広島市・福岡市では「厳重警戒」です。
鹿児島市でも「警戒」となっていますので、今回大雨になった九州でも、今度は暑さに警戒が必要です。大雨の復旧作業などは、できるだけの暑さ対策を、心がけてください。

あると便利 熱中症対策グッズ

暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。
①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。

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