【台風第7号に関する情報】平成30年7月4日16時41分 気象庁予報部発表

2018年7月4日(水)16時41分 株式会社サニースポット

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平成30年 台風第7号に関する情報 第104号
平成30年7月4日16時41分 気象庁予報部発表

台風第7号は温帯低気圧に変わりましたが、北日本から西日本にかけての広い範囲で、5日にかけては大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、5日は北日本では高波や暴風にも警戒してください。

[台風の現況と予想]
 台風第7号は4日15時に、日本海中部で温帯低気圧に変わりました。低気圧は、1時間におよそ45キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は986ヘクトパスカル、最大風速は23メートルです。
 台風第7号から変わった温帯低気圧は、非常に強い風を伴って5日朝には北日本に接近する見込みです。
 また、低気圧からのびる前線は、5日にかけて活動を強めながら東日本から西日本に南下するでしょう。
  
[防災事項]
<大雨・雷・突風>
 北日本から西日本の広い範囲では、低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっています。このため、雷を伴い断続的に激しい雨が降っています。
 5日は、北日本から西日本の広い範囲で、雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。
 その後も、8日頃までは本州付近に前線が停滞するため、西日本と東日本では、大雨が続くおそれがあります。

 5日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
  四国地方             300ミリ
  東海地方             250ミリ 
  関東甲信地方           220ミリ
  近畿地方、北海道地方       200ミリ
  北陸地方             180ミリ
  九州南部             150ミリ 
  東北地方             120ミリ
  九州北部地方、中国地方、奄美地方 100ミリ  

 その後6日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
  東海地方             300から400ミリ
  四国地方、近畿地方、北陸地方、関東甲信地方
                   200から300ミリ
  九州南部             100から200ミリ
  奄美地方             100から150ミリ
の見込みです。

 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

<暴風・高波>
 台風から変った低気圧の影響で、北日本では5日には非常に強い風が吹き、
大しけとなるでしょう。

 5日までに予想される最大風速(最大瞬間風速)は
  東北地方、北海道地方      20メートル(30メートル) 
 5日までに予想される波の高さは
  東北地方、北海道地方       6メートル
です。

 北日本ではうねりを伴った高波に警戒するとともに、非常に強い風に警戒や注意してください。

株式会社サニースポット

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