明後日7日(水)〜週末は梅雨前線停滞で大雨のおそれ 静岡県周辺も要警戒

2021年7月5日(月)17時26分 ウェザーニュース

2021/07/05 17:28 ウェザーニュース

明後日7日(水)から10日(土)にかけて、局地的に強い雨が降り、雨量がまとまるおそれがあります。
先週末に大雨となった静岡県や関東南部は新たな災害発生のリスクがあり、山陰や北陸など日本海側は大雨に警戒が必要です。

活発化した梅雨前線が停滞

今週は梅雨前線が本州付近に停滞し、明後日7日(水)以降は前線上を低気圧が次々と進んでいきます。さらに前線や低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んで、前線の活動が活発になる見込みです。
このため、7日(水)以降は断続的に雨雲が発生、発達します。10日(土)にかけて九州北部から山陰、北陸を中心に強い雨の降ることがあって、広い範囲で大雨となるおそれがあります。
線状降水帯が発生して、長い時間非常に激しい雨が降るリスクもあり、総雨量は、山陰や中国山地、岐阜県飛騨地方や北陸西部の山沿いの多い所で200mmから300mmに達する見込みです。
道路冠水や低地の浸水、土砂災害、河川増水や氾濫に警戒が必要です。

静岡県周辺は新たな災害や復旧作業に影響のおそれも

先週末、土石流被害があった静岡県熱海市などでは、日本海側ほどの大雨にはならない見込みです。
ただ、大気の状態が不安定になって短時間強雨のおそれがあり、これまでの大雨で地盤が緩んでいるため、新たな災害の発生に警戒が必要です。また、復旧作業にも影響が出る心配もあります。
なお、梅雨前線の位置が少し変化すると大雨となる地域も変わってきますので、随時最新の情報を確認してください。

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