台風8号 猛烈な勢力を維持し10日頃に沖縄接近へ
2018年7月7日(土)15時0分 ウェザーニュース
2018/07/07 16:35 ウェザーニュース
発生後から急発達を続けていた猛烈な勢力の台風8号は7日(土)15時現在、日本のはるか南の海上を北北西にゆっくり進んでいます。中心気圧は920hPa、中心付近の最大風速は55m/sです。
今後はさらに発達を続け、週明けに沖縄地方へ接近する可能性が高まっています。
▼台風8号 7月7日(土) 15時現在
存在地域 マリアナ諸島
大きさ階級 //
強さ階級 猛烈な
移動 北北西 ゆっくり
中心気圧 920 hPa
最大風速 55 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 75 m/s
猛烈な勢力を保ったまま沖縄に接近か
今後は少しずつ速度を上げながら北西に進み、明日8日(日)午後から9日(月)にかけては中心気圧が910hPaとなる予想です。
10日(火)には猛烈な勢力を保ったまま沖縄に接近する恐れがあります。猛烈な勢力で沖縄に近づくのは2016年18号以来のことです。台風が最も近づいた久米島では最大瞬間風速56.8m/sの暴風を観測しています。
台風が近くを通った場合は50m/sを超えるような暴風の恐れがありますし、少し離れて通った場合も雨風が強まりますので、早めに対策を進めてください。
台風の名前「マリア」
Mariaは、米国の女性の名前が由来です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。