あす朝までに更に100ミリ以上の雨の所も

2018年7月8日(日)6時52分 tenki.jp

九州や四国は強弱を繰り返しながら雨が降り続き、東海も昼前までは局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。

予想雨量と防災上の注意点

きょう8日(日)午前6時30分現在、大雨特別警報が発表されているのは岐阜県、愛媛県、高知県です。
梅雨前線が九州から東北にかけて延びています。南から暖かく湿った空気が流れ込み、前線周辺だけでなく、あちらこちらで雨雲が発達しています。既に大雨となっている所で、さらに非常に激しい雨が降る恐れがあります。
【いま、どんな状況??どれくらい降っている??】
きょう8日(日)の未明から岐阜県や愛媛県で記録的短時間大雨情報が発表されました。岐阜県下呂市金山では午前3時7分までの1時間に108ミリ、また、高知県の宿毛市では午前5時8分までの1時間に同じく108ミリの雨が降りました。息苦しさを感じるような圧迫感のある降り方です。また、高知県の宿毛市では午前5時40分までの、わずか3時間に250ミリを超える雨が降りました。記録的な大雨となっています。いつ土砂災害や河川が氾濫してもおかしくないような危険な大雨となっています。命を守る行動をとってください。
【今後、どれくらいの雨が降るの??】
あす(9日)の午前6時までに予想される24時間雨量は(いずれも多い所で)
東海地方と四国地方で200ミリ、九州北部地方と九州南部で150ミリです。
【防災上の警戒・注意事項】
特別警報が解除された地域、特別警報が発表されていない地域でも土砂災害、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

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