1か月予報 ガラッと変わりました 前半は大雨も 梅雨明けは?

2020年7月9日(木)16時33分 tenki.jp

前回発表の1か月予報では、7月末にかけて全国的に高温傾向でしたが、予報が大きく変わりました。8月上旬にかけての平均気温は、南ほど平年より高めでしょう。ただ、週によっては気温の変化が大きくなりそうです。梅雨明けが気になる時期ですが、東・西日本では、期間の前半は雨量が多いでしょう。最新の1か月予報です。

東日本と西日本 日本海側を中心に 大雨と日照不足

気象庁は9日、1か月予報を発表しました。それによりますと、この先は、広い範囲で、いつもの年より雨が多く、日差しが少なくなりそうです。
特に、東日本と西日本では、期間の前半は降水量が多く、日照時間の少ない状態が続く所があるでしょう。1か月全体をみると、東日本と西日本の日本海側では、降水量が平年より多く、日照時間は平年より少ない予想になっています。農作物の管理などに、十分な注意が必要です。

気温は 南ほど平年より高いが

そして、1か月の平均気温は、沖縄・奄美では、平年より高いですが、広い範囲で、前回の予報よりも、暑さが控えめの予報に変わってきました。西日本と東日本は、平年並みか高く、北日本は、ほぼ平年並みの予想です。
ただ、1か月を細かくみていくと「気温の変化が、大きくなる」のがポイントです。

【7月11日〜17日】西日本を中心に低温 広い範囲でぐずつく

週ごとに詳しくみてみます。
7月11日〜17日の特徴は「広い範囲で、気温が低め」ということです。この期間の平均気温は、西日本は平年より低く、東日本と北日本は平年並みか低いでしょう。服装選びに注意が必要です。西・東・北日本では、天気は平年に比べて曇りや雨の日が多いので、羽織るものだけでなく、傘の出番も増えそうです。
一方、沖縄・奄美では、平年同様、晴れの日が多く、この時期にしては暑くなりそうです。

【7月18日〜24日】平年だと 梅雨明けラッシュの時期ですが

7月18日〜24日の特徴は「前の週と比べて、気温の変化が大きい」ということです。この期間の平均気温は、北日本は平年並みですが、東日本と西日本は平年並みか高いでしょう。前の週よりも、気温が急に上がってくるので、体調管理に注意が必要です。
ただ、気温は大きく変わってきますが、天気はあまり変わりません。この週も、北日本や東日本、西日本は、曇りや雨の日が多くなりそうです。平年ですと、この時期は「梅雨明け」を迎える地方が多くなりますが、今年はまだ曇りや雨の日が多く、梅雨明けが極端に早まることはなさそうです。

【7月25日〜8月7日】広く夏空 いつもより暑い真夏

7月25日〜8月7日の特徴は「広い範囲で夏空」ということです。天気は、東日本と西日本、沖縄・奄美では、平年と同様に、晴れる日が多いでしょう。この頃には、すっかり梅雨明けして、いよいよ夏本番という所が多くなりそうです。
この期間の気温は、北日本や東日本、西日本では、平年並みか高い予想です。沖縄・奄美では引き続き、平年より高いでしょう。一年で最も暑い頃ですが、いつもの年よりも更に暑い所もありますので、熱中症には厳重に警戒してください。
【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方

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