猛烈な台風8号 10日(火)午後に先島諸島を直撃のおそれ
2018年7月9日(月)10時25分 ウェザーニュース
2018/07/09 10:25 ウェザーニュース
猛烈な台風8号は9日(月)9時現在、猛烈な勢力を保ったまま西北西に時速30kmで進んでいます。中心気圧は915hPa、最大風速は55m/s、最大瞬間風速は75m/sです。
衛星画像では中心付近の台風の目が非常にはっきりと見え、猛烈な勢力であることを示しています。
▼台風8号 7月9日(月) 9時現在
存在地域 日本の南
大きさ階級 //
強さ階級 猛烈な
移動 西北西 30 km/h
中心気圧 915 hPa
最大風速 55 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 75 m/s
先島諸島を10日(火)午後に直撃のおそれ
明日10日(火)から明後日11日(水)にかけてもこのまま西北西に進む見込みです。予報円は小さく、進路のブレ幅はあまりないと見られます。
10日(火)午後には非常に強い勢力で、先島諸島を直撃する恐れがあります。
平均で50m/sを、瞬間的には75m/sを超えるような猛烈な暴風が吹き荒れ、激しい雨も伴います。
出来るだけ今日9日(月)のうちに、停電対策や飛ばされやすいものの片づけ、食料の確保など、台風対策を済ませるようにしてください。
また、沿岸の海域では今日9日(月)からうねりを伴い、大しけとなる可能性があるため、海にはできるだけ近づかないようにしてください。
台風の名前「マリア」
Mariaは、米国の女性の名前が由来です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。