東京都や兵庫県など13都県16エリアに熱中症警戒アラート(明日11日(火)対象)

2023年7月10日(月)17時25分 ウェザーニュース

2023/07/10 17:23 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、明日7月11日(火)を対象とした熱中症警戒アラートを13都県16エリアに発表しました。兵庫県や群馬県など4県では今年初めての発表です。
対象エリアでは特に熱中症のリスクが高くなるため、屋外での長時間の行動を避け、室内ではエアコンを使用し、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。

万全の熱中症対策を

▼熱中症警戒アラートの発表状況 
 東京都 埼玉県 千葉県 群馬県★ 茨城県
 愛知県 新潟県★ 兵庫県★ 徳島県
 長崎県★ 熊本県 宮崎県 鹿児島県
 沖縄県(沖縄本島地方・八重山地方)
※★は今年初めての発表
明日11日(火)は関東から九州では日差しが届き、厳しい暑さとなります。東京では、2日連続で35℃となる予想です。
熱中症警戒アラートの対象地域では暑さ指数(WBGT)も高くなり、熱中症のリスクが上昇するところがあるので、涼しい所で過ごし、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。
環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。
熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

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