避難の子、幼稚園に=岡山・真備、浸水免れ受け入れ—西日本豪雨

7月13日(金)22時0分 時事通信

 西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町地区で、浸水を免れた市立幼稚園3カ所が避難中の子どもたちの受け入れを始めた。園児ではない子も預かり、自宅の片付けなどに追われる親たちのよりどころとなっている。
 真備町上二万で、避難所のそばにある二万幼稚園。13日午後、園庭では子どもたちが元気に走り回っていた。小学生も一緒になり、追い掛けっこをしたり、遊具に登って遊んだりした。
 真備町箭田の小浜伴恵さん(35)は自宅の片付けを終え、長靴のまま息子の統真ちゃん(5)を迎えに来た。自宅は浸水し、今は実家に身を寄せる。「直後は家の臭いもひどくて、今は砂ぼこり。連れて行けないから助かる」と受け入れに感謝した。
 浸水した地域は、山積みになったごみが悪臭を放ち、土ぼこりが舞う。小さな子を抱えながら、安心して作業ができる環境ではない。浸水を免れた3幼稚園は休園中だが、12日から子どもの受け入れを開始。平日の午前9時〜午後5時までで、二万幼稚園には13日、十数人が集まった。
 中山斉園長(64)は「被災した家の子どもが元気に過ごせるように、臨機応変に対応したい」と話す。児童館の職員や園児の保護者らも手伝い、子どもたちの面倒を見ている。
 ただ、教室にはエアコンがなく、酷暑の中で子どもの体調が気に掛かる。楽しく遊んでいても被災してショックを受けている可能性もあり、中山園長らは注意深く見守っている。 

[時事通信社]

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