立憲民主党、着々と労組支持を獲得…一方で「先鋭化」に拒否感も

7月13日(金)22時28分 産経新聞

情報労連の定期大会であいさつする立憲民主党の枝野幸男代表=13日、東京都江戸川区

写真を拡大

 来年夏の参院選に向け、立憲民主党が連合傘下産別の支持を着々と取り付けている。堅調な支持率を維持する立憲民主党は労働組合にとって魅力ある存在に映っているようだ。ただ、労組側には最近の国会対応での「先鋭化」に拒否感を抱く向きもあり、今後も支持が広がるかは見通せない。

 立憲民主党の枝野幸男代表と国民民主党の玉木雄一郎共同代表は13日、東京都内で開かれた情報労連定期大会にそろって参加した。旧民進党の一連の分裂劇に伴い、情報労連の組織内議員らは立憲民主、国民民主両党に分かれたからだ。

 ただ、枝野、玉木両氏の挨拶ににじむ「自信」の度合いは全く違った。枝野氏は参院選での躍進をきっぱりとした口調で誓った。

 「投票締め切りと同時に(報じられる)出口調査の結果で、『立憲民主党がこんなに(票を)とるなら安心して寝られる』と思ってもらえる結果を出したい」

 強い自負心の背景には、野党の中では群を抜いて高い支持率と、地方選で続く好調な戦果がある。

 国民民主党とは労組の支持獲得合戦を繰り広げる間柄だが、立憲民主党幹部は「支持率が10%以上の政党と0%近い政党。どちらにつけばいいかは明らかだ」と語る。

 実際、自治労、日教組などの旧総評系有力産別を中心に、立憲民主党から組織内候補を擁立する動きは相次いでいる。

 ただ、国会での「徹底抗戦」路線への懸念も顕在化し始めているようだ。

 連合関係者は「何にでもかみつく政党になってしまった。支持を決めた産別からも『この党は大丈夫なのか』という声が出ている」と明かし、こう続けた。

 「国会のルールも守れない政党に『立憲』を名乗ってほしくない」

(小沢慶太)

産経新聞

「立憲民主党」をもっと詳しく

「立憲民主党」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ