丸源ビルオーナーに懲役5年、罰金3億円求刑 脱税事件で東京地検

7月13日(金)18時0分 産経新聞

 東京・銀座などの繁華街で飲食店ビル「丸源ビル」を展開し、10億円超を脱税したとして法人税法違反罪に問われた同ビルオーナー、川本源司郎被告(86)の論告求刑公判が13日、東京地裁(前田巌裁判長)で開かれた。検察側は「強固な脱税の犯意に基づく悪質な犯行」として懲役5年、罰金3億円を求刑した。9月13日に弁護側の最終弁論を経て結審し、11月20日に判決が言い渡される予定。

 川本被告は平成25年3月に逮捕、起訴され、同年6月の初公判で「全部でたらめです」と無罪を主張。その後、たびたび弁護人が交代し、公判が長期化していた。

 論告で検察側は、利益額を恣意(しい)的に減らすため、税理担当者に不正な経理処理を指示したと指摘。「多岐にわたる脱税手段を用いて虚偽の確定申告書を作成させた。健全な納税意識が欠如している」と述べた。

 起訴状などによると、川本被告は23年12月期までの3年間、社長を務めていたビル管理会社「東京商事」(清算)の法人所得計約35億4300万円を隠し、法人税約10億6千万円を脱税したとされる。川本被告は修正申告に応じて約11億5千万円を納付している。

産経新聞

「脱税」をもっと詳しく

「脱税」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ