ボランティア入念準備を=けが、熱中症に注意—西日本豪雨

7月14日(土)4時38分 時事通信

 西日本豪雨の被災地では、14日から始まる連休とその後の夏休みシーズン到来で、ボランティアの急増が予想される。ボランティアへの期待は高まっているものの、準備を怠れば感染症や熱中症などの危険があり、注意が必要だ。
 被災地の状況は刻一刻と変わり、ニーズも変化する。受け入れの態勢が整わず、制限している地域もある。全国社会福祉協議会は、各地の社協ホームページ(HP)での最新情報の確認を呼び掛けている。
 装備は自前で準備し、宿泊先も確保しておく必要がある。特に熱中症対策の飲料や、安全確保のための長靴は必須。災害ボランティアでは、くぎやガラス片を踏むけがが多く、破傷風のリスクもある。社協は、ボランティア活動保険への加入を求めている。
 心構えも大切だ。過去の災害ではがれきの片付けで、被災者の思い出の品まで処分してしまうトラブルも起きている。担当者は「がれきはごみではない。被災者に寄り添って作業してもらいたい」と訴えた。
 広島市の社協は2014年8月の豪雨による土砂災害を受け、災害ボランティアハンドブックを作成。HPに掲載し、情報収集の方法や必要な持ち物、活動の流れなどを説明している。
 14年にも注意を促したが、熱中症になった人はいた。同市社協の藤岡信明事務局長(63)は「自分の身は自分で守る。ハンドブックを読んで来てもらいたい」と準備の必要性を強調した。 

[時事通信社]

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