南シナ海で台風4号(タリム)発生 台風の発生は1か月ぶり
2023年7月15日(土)16時20分 ウェザーニュース
![](https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0715/1318038757/wth_1318038757_1_thum800.jpg)
2023/07/15 16:21 ウェザーニュース
7月15日(土)15時、南シナ海で発達中の熱帯低気圧が台風4号(タリム)になりました。1か月ぶりの台風発生です。
▼熱帯低気圧 7月15日(土)15時
中心位置 南シナ海
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 西北西 ゆっくり
中心気圧 994 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
フィリピン付近から西に進む見込み
台風4号は今後次第にフィリピンから離れ、南シナ海の北部を西寄りに進む見込みです。
一時強い勢力にまで発達する見込みですが、中国の華南〜ベトナム方面に上陸して勢力を落とす予想のため、日本への直接の影響はありません。
ただ、太平洋の高気圧との間で気圧の傾きが急になっているため、沖縄ではやや波の高い状況が予想されます。海の日の連休のマリンレジャーは高波にご注意ください。
台風発生は1か月ぶり
![](https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0715/1318038757/wth_1318038757_2_thum800.png)
平年の台風発生数
今年は4月に台風1号、5月に台風2号、6月に台風3号が発生していて、台風4号は1か月ぶりの台風発生になります。
7月の台風発生数の平年値は3.7個で、例年であれば台風の発生が一気に増える時期です。今年は平年よりも台風の発生数が少ないペースとなっていますが、これからの時期に備えて台風対策・大雨対策を整えるようにしてください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風4号の名前「タリム(Talim)」はフィリピンが提案した名称で、鋭い刃先を意味する語からとられています。