群馬県で39.7℃観測 あす海の日も災害級の暑さ ピーク火曜まで 梅雨明けまだ?

2023年7月16日(日)16時14分 tenki.jp

きょう16日(日)は尋常じゃない暑さとなり、群馬県桐生市では最高気温39.7℃と全国で今年これまでで一番の暑さとなりました。あす17(月)海の日も災害級の暑さが続きます。熱中症対策を万全に。今回の猛暑のピークは18日(火)まで続くでしょう。

きょう16日(日)  アメダスのうち8地点で39℃台を観測

きょう16日(日)は太平高気圧の勢力が強まり、西日本や東日本を覆っています。関東甲信から九州を中心に強い日差しが照り付けて、うだるような暑さとなりました。
午後3時半までの最高気温は群馬県桐生市で39.7℃と全国で今年これまでで一番の暑さとなりました。そのほか埼玉県鳩山町、埼玉県所沢市、栃木県佐野市、群馬県館林市、前橋市、群馬県下仁田町、東京都青梅市で39℃台まで気温が上がりました。東京都心は35.3℃と今年3回目の猛暑日となっています。

あす17日(月)海の日も災害級の暑さ

あす17日(月)海の日も体にこたえる危険な暑さが続くでしょう。東北南部や関東甲信から中国、四国は強い日差しが照り付ける見込みです。広く猛暑日(最高気温35℃以上)となり、関東の内陸では40℃に迫る暑さの所もあるでしょう。東京都心や名古屋市は37℃ときょうより高く、体温超えの暑さとなりそうです。九州は雲が増えますが、不快な蒸し暑さとなるでしょう。
熱中症情報を見ますと、広く一番上の「危険」レベルです。暑い時間帯はできるだけ外出を避け、屋内をエアコンなどで涼しい環境にしてお過ごしください。屋外で活動するのは危険な暑さです。屋外のレジャーはこまめな水部補給や休憩をとり、無理のないようになさってください。
今回の猛暑のピークは18日(火)までとなるでしょう。18日(火)も広く猛暑日となり、体にこたえる危険な暑さが続く見込みです。昼夜を問わず、熱中症対策を万全になさってください。

梅雨明けはまだ?

きょう16日(日)は盛夏をもたらす太平洋高気圧の勢力が強まり、関東甲信から九州は真夏を思わせる強い日差しが照り付けました。ただ、気象庁から九州から東北の梅雨明けの発表はありませんでした。
あす17日(月)海の日と18日(火)も太平洋高気圧は西日本や東日本を覆いますが、19日(水)以降は太平洋高気圧の勢力は弱まるでしょう。19日(水)から20日(木)は前線が本州付近を南下する予想で、広く雨が降る見込みです。
今年の夏はエルニーニョ現象の影響があり、太平洋高気圧の勢力の強弱が繰り返される可能性があります。21日(金)頃は関東甲信や東海を中心に晴れて、梅雨明けの一つのタイミングにはなりますが、九州など雨が降りやすく、梅雨明けの判断は難しくなりそうです。今年の夏は、梅雨明けしたとしても天候不順になりやすく、局地的な大雨が多くなる可能性があります。

熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

tenki.jp

「暑さ」をもっと詳しく

「暑さ」のニュース

「暑さ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ