神奈川・愛知・大阪など21府県に熱中症警戒アラート 明日17日(月)対象

2023年7月16日(日)17時30分 ウェザーニュース

2023/07/16 17:30 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、明日7月17日(月)を対象とした熱中症警戒アラートを神奈川県や愛知県、大阪府など21府県に発表されました。大阪府と滋賀県、広島県では今年初めての発表です。
対象地域では特に熱中症のリスクが高くなるため、屋外での長時間の行動を避け、室内ではエアコンを使用し、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。

万全の熱中症対策を

▼熱中症警戒アラートの発表状況 
 埼玉県 千葉県 神奈川県 山梨県
 静岡県 愛知県 三重県
 富山県 石川県 福井県
 滋賀県 大阪府★ 和歌山県
 広島県★ 徳島県
 福岡県 長崎県 熊本県 大分県
 宮崎県 鹿児島県(奄美地方を除く) 
※★は今年初めての発表
明日17日(月)も太平洋高気圧が引き続き西日本から東北南部を覆います。広範囲で晴れて気温が上昇し、35℃以上の猛暑日となるところが多くなる見込みです。
熱中症警戒アラートの対象地域では暑さ指数(WBGT)も高くなり、熱中症のリスクが上昇するところがあるので、エアコンをつけたり、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。
環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。
熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

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