第161回芥川賞は今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」 古市憲寿さん2回目も受賞ならず「ちーーーん。」「まただめだった!」

2019年7月17日(水)18時10分 BIGLOBEニュース編集部

むらさきのスカートの女

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第161回芥川龍之介賞が17日に発表され、今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」(小説トリッパー)が受賞した。注目を集めていた古市憲寿さんの「百の夜は跳ねて」は受賞を逃した。


今村夏子さんは1980年生まれで2010年「あたらしい娘」(のちに「こちらあみ子」に改題)で第26回太宰治賞を受賞し翌年デビュー。河合隼雄物語賞を受賞した「あひる」、第39回野間文芸新人賞受賞を受賞した「星の子」も芥川賞にノミネートされたが、3回目での受賞となった。受賞作は、近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない“わたし”が、彼女と「ともだち」になるために自分の職場で彼女が働きだすよう誘導するというあらすじ。


第161回芥川賞の候補は、「むらさきのスカートの女」のほか、古市憲寿さんの「百の夜は跳ねて」、高山羽根子さんの「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」、古川真人さんの「ラッコの家」、李琴峰さんの「五つ数えれば三日月が」の全5作品。2回目のノミネートの古市さんは受賞発表直後、「ちーーーん。」「まただめだった!!!」とTwitterで悔しさを露わにした。


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