週間天気予報 18日(火)にかけて猛暑に警戒、週中頃は広い範囲で雨

2023年7月17日(月)5時45分 ウェザーニュース

2023/07/17 05:25 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・週前半は高温 熱中症予防を
・東北地方は断続的に雨 雨量かさむ
・週中頃に梅雨前線が南下 梅雨明けはその後か

週前半は梅雨前線が日本海〜東北地方に停滞するため、東北では雨に、南側の各地では猛暑に警戒が必要です。週中頃には梅雨前線が南下する傾向です。

週前半は高温 熱中症予防を

太平洋高気圧が本州付近に張り出して、梅雨前線を日本海へ押し上げています。週前半は関東〜九州の各地で晴れる所が多く、気温が高くなる予想です。
特に18日(火)にかけては高温が顕著で、関東や東海の一部では最高気温が40℃に迫るほどの猛暑になるおそれがあります。
体温を上回るほどの危険な暑さとなります。熱中症のリスクが高くなるため、炎天下での長時間の行動を避け、室内ではエアコンを使用し、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。

東北地方は断続的に雨 雨量かさむ

予想天気図 18日(火)〜23日(日)

連休明けの18日(火)にかけても東北地方は梅雨前線の影響で曇りや雨の天気が続く予想です。秋田県などではこれまでに降った雨で地盤が緩み、平常時よりも少ない雨量で土砂災害や河川の氾濫が起こることも考えられるため、十分注意してください。
さらに、19日(水)〜20日(木)は前線上の低気圧の影響で東北地方や北陸で雨量が多くなるおそれがあるため、今後の大雨情報に注意してください。

週中頃に梅雨前線が南下 梅雨明けはその後か

19日(水)から20日(木)にかけて太平洋高気圧の本州付近への張り出しが弱まり、梅雨前線が再び南下してくる予想です。このタイミングで西日本、東日本でも広い範囲で天気が崩れる見通しです。
梅雨前線はさらに南下して本州の南に停滞する予想ですが、次の週末になると前線の活動自体が弱まって不明瞭になる可能性も示唆されています。その場合は広範囲で梅雨明けとなる可能性もありそうです。
多くの年では、太平洋高気圧の勢力が強まって梅雨前線が北上することで梅雨明けになりますが、今年は梅雨前線が途切れることで梅雨明けになるかもしれません。

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