3日連続 全国アメダスで最高気温39℃台を観測 あすから猛暑収まるも湿度アップ

2023年7月18日(火)16時25分 tenki.jp

3連休明けのきょう18日(火)も、災害級の暑さとなりました。全国1位は、三重県桑名市で39.0℃を観測。3日連続、全国のアメダスで最高気温が39℃台まで上がりました。東京都心は37.5℃と、3日連続で猛暑日(最高気温35℃以上)に。一連の猛烈の暑さは、ひとまずきょう18日(火)まで。あす19日(水)からは、40℃に迫るような猛烈な暑さは収まりますが、湿度がアップします。引き続き、熱中症に警戒が必要です。

3日連続 全国のアメダスで39℃台を観測

きょう18日(火)も、体温超えの危険な暑さとなりました。
16時までの最高気温は、三重県桑名市で39.0℃を観測。3日連続、全国のアメダスで39℃台を観測。東京都心は37.5℃と、今年1位タイの暑さとなり、3日連続の猛暑日となりました。
900地点あまりある全国のアメダスの内、猛暑日(最高気温35℃以上)は163地点(きのう195地点)、真夏日(最高気温30℃以上)は573地点(きのう647地点)と、きのうよりは少なくなったものの、関東や東海、近畿を中心に所々で今年一番の暑さとなりました(16時まで:南鳥島除く)。

夜9時でも30℃以上

今夜(18日)は気温の下がり方が鈍く、名古屋などでは、夜9時でも30℃以上の予想です。
夜間の熱中症にも注意が必要です。通気性や吸水性の良い寝具を使ったり、エアコン+扇風機で部屋の空気を循環させ睡眠環境を整えましょう。睡眠時にも水分を失うため、就寝前には水分を補給して、枕元に飲料を置くなど対策をとりましょう。

猛烈な暑さ収まるも湿度アップ 引き続き熱中症に警戒

一連の猛烈な暑さは、きょう18日(火)までです。
あす19日(水)〜あさって20日(木)は、梅雨前線が本州付近を南下するため、九州〜東北の広い範囲で雨となり、最高気温35℃以上の猛暑日地点はグッと少なくなるでしょう。あす35℃以上が予想されているのは、名古屋市や三重県の尾鷲市など一部に限られそうです。
ただ、曇りや雨でも最高気温33℃前後まで上がる見込みです。湿度が上がる分、熱中症のリスクが高まりますので、引き続き、熱中症に警戒が必要です。

熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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