東海や甲信にハロが出現 上空に薄雲が広がり飛行機雲も

2023年7月18日(火)9時15分 ウェザーニュース

2023/07/18 09:14 ウェザーニュース

今日18日(火)の朝は、東海や甲信では太陽の周りに環状の虹色の明るく見える部分“ハロ”が現れました。飛行機雲も見られています。
日本海の前線に向かって南から湿った空気が流れ込み、上空に薄雲が広がったことで出現したとみられます。

今日は広範囲で天気の崩れはなし

ハロは上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっているときに、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。
ハロは上空に薄雲が広がった際に見られる現象で、そのあとに雲がだんだんと厚くなり雨につながることが多く、天気下り坂を示すものといわれます。ただ、今日の東海や甲信は、広範囲での天気の崩れはない見込みです。
このあとも湿った空気の影響で薄い雲の広がりやすい状態は続きます。一日を通して、ハロなどの虹色現象や飛行機雲の出現する可能性がありそうです。午後になると山沿いの一部で雨の降る心配があります。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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