梅雨明けした名古屋は10日ぶりの猛暑日 明日も太平洋側は厳しい暑さ
2024年7月18日(木)15時45分 ウェザーニュース
2024/07/18 15:35 ウェザーニュース
今日18日(木)は関東から近畿を中心に強い日差しが照りつけて、厳しい暑さとなりました。梅雨明けした名古屋市では、10日ぶりの猛暑日になっています。
明日19日(金)も太平洋側を中心に厳しい暑さが続く見込みです。
内陸部や日本海側で35℃以上に
太平洋高気圧が本州付近への張り出しを強め、関東から近畿を中心によく晴れました。上空1500m付近には+21℃以上の真夏並みの空気も流れ込んでいて、気温の上がった所が多い状況です。
15時までの最高気温の分布を見ると、東日本や西日本はほとんどの地点で30℃以上になっています。関東から近畿の内陸部では35℃を超えた所も多く、名古屋市は8日以来10日ぶりに猛暑日となりました。また、日本海側でも35℃を超えている所が多くなっています。南寄りの風によって緩やかにフェーン現象が発生したとみられます。
北海道も内陸部では軒並み30℃を超えました。札幌は三日連続の真夏日です。
明日も昼夜問わず熱中症に注意
19日(金)の天気と気温
明日19日(金)は日本海の前線がやや南下し、日本海側の地域では雨が降りやすくなります。北陸や山陰の気温は今日ほど上がらず、暑さは少し和らぐ見込みです。前線上の低気圧が接近する北海道も、30℃に届かない所が多くなります。
太平洋側の地域は今日に比べると雲が多くなりますが、引き続き高気圧の圏内で厳しい暑さになるとみています。最高気温は東京都心や名古屋市で33℃、大阪市で34℃、宮崎市で35℃の予想です。
各地で暑さ指数(WBGT)も高く、熱中症のリスクが高まります。屋外での長時間の活動は控え、なるべく冷房の効いた涼しい屋内で、水分補給など対策をしっかりと行ってください。夜も気温は高く25℃以上の熱帯夜となります。夜間熱中症にも注意が必要です。