ウォータースライダーで恐怖の事故 女性が大量出血で救急搬送された理由

7月22日(月)9時1分 しらべぇ

ウォータースライダー(DZM/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

夏のレジャーといえばプール。中でもウォータースライダーは、どこでも列ができるほど大人気だが、急勾配のものには思わぬ危険が潜んでいることもあるようだ。

 

■夫の誕生日でウォーターパークへ

スペイン領カナリア諸島にあるテネリフェ島のリゾート地で、傾斜もきついウォータースライダーを利用したスコットランド出身の25歳女性の身に、深刻な事故が起きた。

そこはコスタ・アデヘにある『アクアランド(Aqualand)』というウォーターパーク。女性は夫の32歳の誕生日を祝うために家族でそこに遊びにきて、水が持つすさまじい破壊力により命を落としかけた。「今、こうして生きていること自体が奇跡。幸運です」などと話している。

 

■2,800ccを超す股間の大量出血

ド迫力で評判のそのウォータースライダーの名は「ザ・カミカゼ(The Kamikaze)」。女性の股間に激しい勢いでぶつかる水は水着の脇から体内に入り込み、彼女の子宮を直撃。7cmほどの亀裂を入れてしまった。

子宮からの大出血は2,800ccを超え、大量の輸血を受けたことで女性はなんとか一命をとりとめたが、入院期間は8週間にものぼった。彼女の世話のほかに幼い子供たちの面倒もみなければならず、夫も仕事を4週間休まざるを得なかったという。

■下腹の深部に感じた破裂音

事故当時の様子について、女性は英メディア『The Sun』の取材にこう説明している。

「スライダーの一番下で、ゴツンと何かにぶつかったような衝撃を感じるとともに、下腹の深部にちょっとした破裂音を感じたのです」

 

「続いて尿意に襲われました。ところが歩いているうちに股間から血がダラダラとこぼれ落ちて、誰かが救急車を呼んでくれたのです。病院では硬膜外麻酔とともに、懸命な止血作業が行われました」

 

「夫に『子供たちにもう会えないのかもしれない。世話をどうかよろしくね』と伝えると、徐々に意識が遠のいていきました」

 

また意識を失う直前には、もう赤ちゃんは産めないのかもしれないという不安が胸いっぱいに広がってしまったという。

 

■正しい乗り方を指導されず

「ザ・カミカゼ」には正しい乗り方があった。足を組んで乗ることで、突き刺さる水の刺激を緩和することができるという。その女性は、「もしもきちんとした指導があったなら、こんなことにはならなかったのに」と怒りをあらわにしている。

また当時ライフガードが10名ほどいたものの、大出血を起こし始めた彼女に対し、誰ひとりとして手を差し伸べる者はいなかった。彼女と夫は今、このウォーターパークの運営者に対して損害賠償を求める裁判を起こすことを検討している。


・合わせて読みたい→体重120キロの夫が頭痛と吐き気を訴えた… 「救急搬送後の行動」に妻は唖然


(文/しらべぇ編集部・浅野ナオミ)



しらべぇ

「救急搬送」をもっと詳しく

このトピックスにコメントする

「救急搬送」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ