「首都大学東京」の改名に賛否 大江戸線に飛び火の指摘も

7月23日(月)8時58分 STANDBY


公立大学法人「首都大学東京」が7月17日、小池百合子東京都知事による大学の名称に関する発言から、名称変更について検討を開始したことを明らかにした。ネットでは賛否の声が上がっている。

事の発端は7月12日、東京都庁で開催された都政改革本部会議。教育力や研究力などを評価する「世界大学ランキング2018」において、首都大学東京は、国内大学として11番目にランクインしたが、首都圏120校を対象とした「大学ブランド・イメージ調査2017-2018」では42位で、実力と乖離した認知度の低さを課題とした。実際、学生のアンケートでは、半数近くの学生が大学名の認知度を改善してほしいとの結果だったという。

こうした報告を受けて、小池都知事は、ブランディング戦略の一つとして、認知度をもっと高めるために、「大学名を変えるくらいの大胆な改革」を、「スピード感を持って取り組む必要があるのではないか」との考えを表明。そのうえで、「都立の大学であるということを都民の方々にわかりやすく発信をするために、かつてあった『東京都立大学』も一つの考え方としてある」と具体的な案にも触れた。

Twitterでは、首都大学東京の卒業生を中心に、

“首都大2期の卒業生として。論理が意味がわからない。別に都立大になることは嫌ではないです。ブランディング;国内の知名度にすぎないし、スピード感;特に理由がわからない。”
“首都大また名前変更の話が出てるのか。名前変わったらOBとして寂しいし、先生達がせっかく首都大の名前が認知されるように努力していたのにそれが無駄に”

と反対の声もあるものの、

“首都大学東京の改名、私は賛成。「首都大学東京」や「新銀行東京」はネーミングとして決してセンスは悪くない。しかし大事なのは受験生へのアピール。”
“首都大学東京って覚えにくいし、東京都市大学との区別がいまだにつかない。やっぱり都立大の方がいいな。”

と改名に賛成するユーザーも少なくない。さらに、

“こりゃ首都大に続いて大江戸線改名も来るぞw”
“新銀行東京はきらぼし銀行として吸収されて消えたし、首都大学東京も改名の噂が出てきてる……石原式ネーミングセンスの残るものはあと都営大江戸線くらいか。”

と大江戸線も改名する流れになるのではないかとネタにする声も見受けられる。

首都大学東京は2005年に石原慎太郎元都知事の主導で、都立大学、都立科学技術大学、都立保健科学大学、都立短期大学を再編・統合した東京都の公立大学。大学名は公募だったにもかかわず、最終的に命名したのは石原氏とされる。

都は認知度向上のために、大学側は現役学生からの不満を理由に、改名に前向きな姿勢。どういう名前に落ち着くのか、注目される。
(山中一生)

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首都大学東京
https://www.tmu.ac.jp/

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