2週間天気 台風8号 低気圧に変わっても影響大 夏空続かず

2021年7月27日(火)12時10分 tenki.jp

あす28日(水)は、台風8号が東北に上陸する予想。台風が低気圧に変わっても影響が大きくなりそう。しばらくは厳しい暑さとなりますが、夏空は続かない見込み。

前半:28日(水)〜8月3日(火)

台風8号は、きょう27日(火)午前9時現在、千葉県銚子市の東南東約190キロの海上にあって、ほとんど停滞しています。中心気圧は990hPa、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルです。今夜遅くからあす28日(水)明け方にかけて東北に接近、上陸。午後には日本海へ進み、温帯低気圧に変わる予想です。
あす28日(水)は、東北や北陸で大荒れの天気となるでしょう。局地的には滝のような非常に激しい雨が降り、強い風が吹きそうです。東北の太平洋側の海上では暴風となり、大しけとなるでしょう。低気圧に変わっても広範囲で大気の状態が不安定となるため、30日(金)頃までは局地的に発達した雨雲がかかりそうです。晴れる所でも局地的な大雨にご注意下さい。
8月に入ると一時的に夏の太平洋高気圧が勢力を強めて、西日本を中心に夏空となりそうです。

後半:8月4日(水)〜9日(月)

この期間も安定した晴天は長く続かず、太平洋側の地域を中心に湿った空気の影響を受けそうです。
北海道は6日(金)にかけて晴れますが、東北から九州は太平洋側ほど雨雲がかかりやすいでしょう。沖縄も雲が多くなりそうです。南の海上では、新たな台風のたまご(熱帯低気圧)、もしくは台風が発生するおそれがあります。最新の情報をご確認下さい。

高温に関する早期天候情報

きのう26日(月)に気象庁から「高温に関する早期天候情報」が発表されました。
近畿と北陸、東北、北海道は8月1日頃から。中国地方と東海、関東甲信は8月2日頃から、九州北部は8月3日頃から「かなりの高温」になることが予想されています。(※かなりの高温の基準:関東甲信では5日間平均気温が平年より2.1度以上)
この先は暖かい空気に覆われやすく、西日本と東日本を中心に最高気温が35度以上の猛暑日が続く所もありそうです。今年、猛暑日地点が一番多くなったのは7月20日(火)の118地点。8月上旬は、それを大幅に上回る猛暑日地点数になる日もあるでしょう。室内では冷房の効いた涼しい場所で過ごすなど、熱中症対策を万全にしてお過ごし下さい。

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