2週間天気 立て続けに台風発生か 今週末は九州南部を中心に大雨のおそれ
2022年7月27日（水）11時58分 tenki.jp
あす28日(木)朝までに熱帯低気圧が台風に発達し、今週末にかけて西日本に近づくおそれ。雨や風が強まり、荒天になる可能性も。こまめに情報確認をして、早めの備えを。
28日(木)〜8月3日(水) 台風の動向に注意
あす28日(木)以降も暖かく湿った空気が流れ込む影響で、午後を中心に、にわか雨や雷雨になる所がありそうです。しばらくは天気の急変に注意してください。また南の海上には、熱帯低気圧(台風のたまご)があり、今週末にも西日本を中心に影響が出るおそれがあります。熱帯低気圧の西側の発達した雲域も、まとまりつつあります。
きょう27日(水)午前9時現在、熱帯低気圧はマリアナ諸島付近にあって、あす28日(木)朝までには台風に発達する見込みです。29日(金)午前9時には南大東島の東海上、30日(土)には東シナ海へ進む予想で、九州南部や奄美を中心に大雨になるおそれがあります。予想にはまだ幅がありますので、最新の情報を確認し、早めに台風への備えをしてください。
台風の直接の影響を受ける可能性が低い東日本や北日本も、注意が必要です。大気の状態が不安定になるため、急にザッと雨の降る所があるでしょう。また熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込むため、週末を中心にかなり蒸し暑くなりそうです。
8月4日(木)〜9日(火) 猛暑続く
8月4日(木)から6日(土)頃にかけては、スッキリしない天気が続きそうです。沖縄や北海道を中心に気圧の谷や湿った空気の影響で雨が降りやすいでしょう。7日(日)以降も夏空は続かず、午後を中心ににわか雨がありそうです。
この期間の最高気温は、平年並みか高い日が多くなるでしょう。大阪や名古屋など、最高気温が35℃以上の猛暑日が続く所もあり、危険な暑さです。8月7日(日)は二十四節気の「立秋」。暦の上では秋の始まりですが、実際には一年のうちで一番暑さが厳しい時期になる所もあり、寝苦しい夜が続きます。昼夜を問わず、熱中症対策を万全にしてください。
